ジェームズ・アレン著「原因」と「結果」の法則

今日書店で「原因」と「結果」の法則2を買ってきたので、前作の
「原因」と「結果」の法則をあらためて読んでみる。

この本はジェームズ・アレン(James Allen)が1902年に書いたAs a Man Thinkethの邦訳です。

この本の訳者前書きには

 本書は、後の欧米の自己啓発書作家たちに強い影響を及ぼし、彼らの本を通じても無数の人々を勇気づけてきました。
 ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールらを筆頭にノーマン・ヴィンセント・ピール、デニス・ウェイトリー、オグ・マンディーノなど、自己啓発文学に興味を持つ人であれば誰もが知るそうそうたる作家たちが、かれらの成功理論を補強する目的で、こぞって本書の内容を引用しているのです。

と書いてある。
 私も、この本を手にしたのは、本屋さんの店頭のPOPに、「あのナポレオン・ヒルやデール・カーネギーも影響を受けた本」と書いてあったからです。
 読んでみると、その説明が嘘じゃないのがわかります。
 「7つの習慣」の「農場の法則」もこの本の「思いと環境」の章の話に影響を受けているのではないかと思います。
 
 自己啓発書としては、薄い部類ですが、だから内容も薄いかというともちろんそんな事はなく、やはり有名な自己啓発本作家が影響を受けたというのもわかります。
 
 この本だけでも、もちろんいい本ですがこの本に影響を受けた自己啓発書作家の本を読んだ時に疑問点等が出てきた時にこの本をもう一度読むと心が落ち着くと思います。
 
 「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則2

「原因」と「結果」の法則2