『学ぼう!算数』平均点が12点以上アップ
使うと平均点がアップする算数の教科書が話題です。
Sankei Web 産経夕刊 バイバイ 算数嫌い 平均点グングン、新教科書(11/02 15:00)
バイバイ 算数嫌い 平均点グングン、新教科書
「繰り返し」「面白く」重点 大学教授ら編集算数がわからない-。そんな子供たちのための心強い「教科書」が誕生した。「自分で学べる」ことに重点を置いた『学ぼう!算数』(数研出版)。大学生の学力低下の原因が小学校教育、とくに教科書にあるとする大学教授らが今春から順次、発行にこぎつけた。学習指導要領にとらわれない編集で検定を受けていないが、試用した学級では、平均点が12点以上アップ。副教材として採用する私立小学校もあり、評価が高まっている。
小学校のときに算数嫌いになってしまうと、ずっと尾を引いてしまうものかもしれませんね。
加減乗除や分数小数がスラスラ計算できないとその後も辛いですからね。
『学ぼう!算数』の最大の特徴は、小学一年から六年までの内容がらせん階段のように繰り返し出てくることだ。例えば三年用では割り算を学んだ後、比と分数に進み、小数へとつながっていく。現行の教科書では小数は四年で、比は六年で学ぶが、「割り算と分数、分数と比は一体で考えた方が理解しやすいし、早く学んで繰り返し考えていくことが大切」という判断だ。
『学ぼう…』に執筆協力した東京都杉並区の小学校教諭が一昨年、原稿の段階で三年生に小数単元を学ばせた後、業者テストを受けさせると平均点は89点で、全国平均(78点)を上回った。そのまま一学級(二十六人)で学習を続け、今年二月に同区の学力調査を受けたところ、平均点は区平均73・9点に対し、86・31点。学習目標への達成率は92・3%に上った。この教科書を使うと78点に対して89点、73.9点に対して86.3点ですか。 凄い上昇ですね。 こういう教科書を使うくらいだから指導にも力が入ると思いますが、それを割り引いても凄いですね。京都市左京区のノートルダム学院小学校では今年の夏休み、『学ぼう…』を六年生と四年生の一部が副教材に使い、来年度から全学年で使用することを決めた。
先日、[俺100]:暗記で計算を2倍速くする方法と言う記事を書いて、
「小学生もがんばってるんだなー。凄いなー。尊敬だなー」
と、思ったので、頑張ってる人にはこういう良い教材でより伸びて欲しいですね。
学ぼう!算数シリーズ
学ぼう!算数シリーズワークブック
●学ぼう!算数低学年用準拠版ワーク 上
●学ぼう!算数低学年用準拠版ワーク 下