ミリオネア・マインド大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」

全米一のマネーコーチが教えるお金を引き寄せる富裕の法則。
発売後すぐにニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル等のベストセラー1位を獲得した本。

発売されたのはそんなに古くないようですね。多分今年前半?

ついでに言えば英語版のペーパーバックやオーディオCDを買うより、この訳書の方が安い。
しかも、日本のマネーコーチのカリスマ本田健さんの解説付き。
ツイてる!

第一章では、この著者のハーブ・エッカー氏が無一文の状態から2年半で億万長者になるまでの道のりを紹介。

印象に残ったのは
貧乏になってるのは基本的に貧乏くさいから。

ワープロソフトを使ってプリンタで印字された結果が気に入らないとします。
その出力された結果をそのつど修正液で何度修正しても無駄。

もとのファイルを修正してあげないと、出力される結果はいつも同じ。

正しいファイルじゃないと望む結果は得られない。
場合によっては、アプリやOSのバージョンアップや再インストールが必要かもしれない。

あと、お金の感覚と言うのは幼少時の体験が大きく影響してるそうな。

確かに、サラリーマンと商売やってる人の家の人だとお金に対する考え方も違うかもね。

それを踏まえての第2章がわかりやすいし面白い。
ズバリ!
「あなたも大金持ちになれる!17のミリオネアマインド」
と、題して
「金持ちになれる人は○○、お金に縁のない人は△△」
とお金持ちになれる人とそうでない人を対比して17のミリオネアマインドを紹介しています。

これが結構面白い。

「あるある」とうなずいたり、「うーむ」と考え込んでしまったり。

例えば
・金持ちになれる人は「チャンスに注目する」、お金に縁のない人は「障害」に注目する
・金持ちになれる人は「成功者を賞賛する」お金に縁のない人は「成功者をねたむ」
こんな感じで対比してるのでわかりやすいですね。

これ17個の項目あるけど、ほとんどが「お金に縁のない人」の方に当てはまったらショックだろうな。

私は、ほとんどが「金持ちになれる人」の方でした。
ただし、この本を読んでから改宗した項目もありますが…

まあ、過去はいいんです。
金持ちは「器が大きい」「チャンスに注目する」「行動する」ですから。
細かい事は気にしない。気にしない。

今後意識したいのは
・金持ちになれる人は「成果」に応じて報酬を受け取る、お金に縁のない人は「時間」に応じて報酬を受け取る

ですね。
成果は無限大ですが、時間は有限ですからね。
限られた時間をどういうふうに使いたいかを考えると、成果に応じた報酬を意識していきたいですね。
今なら働き方も多様化してるので方法は色々ありますしね。

この17の項目はAmazonのミリオネア・マインド大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」の目次の部分で確認できますので、チェックしてみると面白いと思いますよ。
ミリオネア・マインド大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」

「下流社会」という本の目次の部分で「下流度チェック」もできるので、ついでにそっちもチェックすると面白いかも。
下流社会 新たな階層集団の出現光文社新書


あと、巻末の解説の部分で本田健さん独自の
「お金持ちになれる人、お金に縁のない人」
が、4項目も書かれています。ツイてる!

さすが、わかち合いの精神にあふれてる本田健さんですね。
サービス精神が旺盛だ。


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ミリオネア・マインド大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」 ハーブ・エッカー (著), 本田 健

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下流社会 新たな階層集団の出現 光文社新書三浦 展 (著)


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金持ち父さん貧乏父さん ロバート キヨサキ (著)
お金持ちとそうでない人を軸にして、お金に関しての考え方を啓蒙した本といえばこの本は忘れられない。