ジュンク堂が盛岡出店というニュースですが気になる記述が
大型書店の出店相次ぐ 盛岡
総務省の家計調査によると、盛岡市の1世帯当たりの2005年の年間書籍購入額(雑誌、週刊誌含む)は約2万2000円で、東北6県の県庁所在地でトップ
東北では盛岡が書籍の購入額が多いみたいですね。
石川啄木や宮沢賢治のふるさとだから、文学に関する造詣が深い土地柄なのでしょうか?
じゃあ、全国では書籍の購入額が多いのはどこなんでしょう?
イメージ的には京都とか多そうですが(大学が多いから)
と、思って深追いしたけど結論から言うとよくわからず。
総務省の家計調査のページをいろいろ見てみたけど、上の盛岡の2万2千円というデータに近い数字が出てこない。
後でさらに深追いする。
途中で
●家計調査からみた品目別支出金額及び購入数量の県庁所在市別ランキング(平成15~17年平均)
を見てはまってしまった。
面白いのが、和歌山で牛肉の購入量が年間12kgで1位。
そして、エンゲル係数でも1位。
(家計調査年報平成17年統計表の第2表より)
和歌山の人はグルメなんですね。
ついでなので、エンゲル係数の高い都市ベスト10
和歌山市 26.7
青 森 市 26.6
大 阪 市 26.6
神 戸 市 26.3
鳥 取 市 25.4
那 覇 市 25.4
京 都 市 25.3
沖 縄市 25.2
甲 府 市 24.4
青森市が2位です。
●最低賃金:人は時給608円で生きられるか 県労連4人が“実験” /青森:MSN毎日インタラクティブ
こんなニュースもありましたね。
最低賃金が低いとエンゲル係数が高いという感じか?
でも、大阪とか神戸は食い道楽でエンゲル係数が高いんだろうなぁ。
逆にエンゲル係数が低いほう
佐 賀 市 19.1
岡 山 市 20.0
鹿児島市 20.1
徳 島 市 20.3
富 山 市 20.5
札 幌 市 20.6
水 戸 市 20.7
長 野 市 20.7
高 松 市 20.7
福 岡 市 20.7
札幌とか福岡はおいしいものがたくさんありそうなのに結構エンゲル係数低いんですね。
札幌は安いからかなぁ。
エンゲル係数の上位と下位で約7%の差がありますが、これって月の支出が仮に20万円としたら1万4千円の違いだから結構大きいですね。
単純に考えればエンゲル係数が低い土地で暮らせば食べるのにあまり困らないということでしょうか?
でも、上位のベスト10と下位のベスト10を見てもあまり共通項があるような無いような感じですね。
複雑な要因がいろいろあるんでしょうね。