ベストセラーフィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方の共著者の待望の新刊。
帯に「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーや一分間マネージャーのケン・ブランチャードが推薦文。
マニアとしてはほっておけない。
タイトルの「大きな結果をもたらす小さな習慣」で、なにかコツコツとやる事の重要性を説いてるのかなと、思ったらそうではなかった。
ある女性中管理職の物語でした。
プライベートで傷つく出来事があった主人公のケイティーは心の傷を負ってしまい、とげとげしく攻撃的な正確になってしいます。
当然、人望は薄くなり、仕事上の成績はがた落ち、2ヵ月後には解雇とまで言われてしまいますが…
そこで、友人のジェニファーからドクターアレンを紹介されます。
ドクターアレンの事態を変える「三つのしかけ」とは?
薄手の本なので、1時間もあれば読み終える事が出来ると思います。
しかし、IT技術やOA機器の進化とともに、逆に人間関係のスキルはさらに重要性を増していくのではないかと思いました。
そして、人間関係の基本は時代によってそうそう変わるものではないなと思った。
しかし、明るく振舞ったり、他人に関心を持ったり、相手の身になって考えるということは、そうそうできる事ではないなぁ。
ただ、こういう本を読んで劇的な変化を目の当たりにすると、ちょっとうらやましい。
とつぜん、私のような気難しいおじさんが、明るく振舞ったり、気をつかったそぶりをすると、不審に思われる。
何度も経験がある。
最近も江原啓之さんの真似をして、ニヤニヤしながら、何度もうなずきながら、相手の話を聞いていたら「キモー」と言われました。
鏡を見たら自分でもキモかった。
まあ、飲み屋でやったので実害は無いんですけど。
その後、場の全員で交代でやってみたら、誰がやってもキモい事に気がついた。
あの域に達するにはまだまだ修行が足りないのだな。
と、いうことで、関係ない事も書いてしまいましたが、
「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう。」的な内容の本でした。
大きな結果をもたらす小さな習慣
生活の問題で傷つき、仕事で窮地に立たされた中間管理職の女性が、心理学者のアドバイスで以前の自分を取り戻し、私生活と仕事の両面で成功を手にするというストーリーを通じて、人生が好転する3つの「魔法のしかけ」を伝授。
好かれる人は得をする!―仕事がぐんぐんうまくいく絶対法則
結局、世の中そうなんですよ。
不公平なんですよ。
少なくともあなたや私が生きてる間はきっとそうでしょう。
でも、嘆いていても始まらないぜ!
定番にして、最高の書。
ナンバーワンにしてオンリーワン