労働法のキモが2時間でわかる本

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「勤労感謝の日」にふさわしい本。かな

すでに、404 Blog Not Found:こんな「労働法本」を待っていた! - 書評 - 労働法のキモが2時間でわかる本でも、大絶賛されてますが…

ありそうでなかった初心者向けの労働法の本です。

といっても、「労働法」というものがなんなのかということすら知らない方も少なくないのでは。俺も知らなかった。
労働法 - Wikipedia

労働法(ろうどうほう)は、労働関係を規律する法の総称。日本においては「労働法」という名の法律が存在するわけではない
・・・

労働関係の代表的な法律として、労働基準法、労働組合法、労働関係調整法があり、これらを労働三法と呼ぶ。

一応、中学か高校の社会科でも名前くらいは習うはずかとも思いますが、その時は自分に関係ないので「はぁ」という感じだし、会社に入社するときも一応軽く説明されるかもしれないけど、ビジネスマナーほどは会社でも積極的に教えてくれないかと思います。

会社によっては、組合が強くてそっち方面から強制的に勉強させられる会社もあるみたいですね。

思えば、最近は「偽装下請け」「派遣待遇の問題」「みなし管理職問題」「産休や育児休暇の扱い」「セクハラ・パワハラ」などなど、労働法にからむような問題が毎日のように新聞などをにぎわしていますね。

しかし、前述のようにこの辺をしっかりと認識して理解してる人は少ないと思う。

私も、この本の帯にある


・「美人募集」の求人広告はOK?
・休憩時間にパチンコはまずいのか?
・パートに有給休暇は必要か?
・完全歩合給ってアリなのか?
・管理職はサービス残業させ放題?
・労働G面は書類送検できる?

などの問題には正確に答えられる自信はほとんどなし。

先日、読んだ「お金は銀行に預けるな」でも日本人の金融リテラシーの低いという事が書いてありました。
働いてお金を貰ってるにもかかわらず、「働く事」や「お金」のルールを知らずに働いているというのは、お寒い限りです。

一昔前であれば、大企業などに勤務していれば、そういうルールを知らなくても、ある程度の豊かな生活が享受できていたと思います。

しかし、近年は自分の身は自分で守るという気概を持っていなくてはいけない時代になってますね。


この本のタイトルに「労働法のキモが2時間でわかる」とありますが、実際ストーリー仕立で話が展開していくのでスラスラと短時間で、身近にありそうな事例を元にキモの部分が習得できると思います。
「思います」というのは、全体像をしらないので、書かれているのがキモなのかどうかは、私にはわからないからです。

本の中の「田中建設」の社長が、「こんな奴いないだろう」と思うと同時に「思えば、こんな社長結構いるよね」という微妙なラインで面白い。
取り巻き連中も個性的でキャラが立っている。
主人公の新人OLの熱血ぶりは、私のようなおじさんには、ちと鼻につきますが、主人公が社長の腰ぎんちゃくでは話にならないので、それもしょうがない。

日常的に、仕事の中で自分の権利部分だけを声高に主張するのは、いかがなものかと思いますが、これらの事を知っていると、いざというとき「伝家の宝刀」を抜くときに役立つと思います。
(「退職してやるー」とか「内部告発してやるー」とかね)


先日の、「お金は銀行に預けるな」と共に、いかに「社会でのルール」を知らずに働いているかを痛感しました。


あと、この本の発売を記念してAmazonキャンペーンをやってるみたいです。

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特典 ここでしか読めない幻のストーリーをプレゼント!
 ページ数の都合で、編集の際にカットとなったストーリーを、Amazonキャンペーン期間中にご購入いただいた方だけに公開します。私自身、後から読み返してもカットするには惜しいストーリーだったと思っています。泣く泣くカットとなったストーリーを、是非、この機会にご覧下さい。

本当は、少し前に締め切りだったようですが、期間中にAmazonで在庫切れだったので、11月25日まで延長されたみたいです。

詳しくはリンク先で確認してみてくださいね。


広島の社会保険労務士事務所ヒューマンワークス「石井孝治」のブログ - livedoor Blog(ブログ)

労働法のキモが2時間でわかる本
労働法のキモが2時間でわかる本
「接待ゴルフは休日出勤になるのか?」
「休憩時間 にパチンコに行くのはマズいのか?」
「『美人募 集』の求人広告はOKか?」。
労働法に関する素朴 な疑問を取り上げながら、労働法のキモを解説。
たった2時間、新人OLナナvs.労働法無視の社 長の楽しいストーリーを読むだけで、労働法のキモ を押さえられます。