人を動かす 新装版 デール・カーネギー
How to Win Friends and Influence People
人を動かすの第三章「人を説得する12原則 」です。
第一章の「人を動かす三原則」「人に好かれる六原則」と比べると原則の数がかなり多いです。
ただし、今までの原則と似たようなものや、第三章の原則同士でも相互に関連しているものも多いです。
以下「人を説得する十二原則」の引用です。
人を説得する12原則
- 議論をさける。
- 誤りを指摘しない。
- 誤りを認める
- おだやかに話す。
- 「イエス」と答えられる問題を選ぶ。
- しゃべらせる。
- 思い付かせる
- 人の身になる。
- 同情を持つ。
- 美しい心情に呼びかける。
- 演出を考える。
- 対抗意識を刺激する。
まず、「議論をさける」という原則が出てきました。実は私、以前は大変な議論好きでした。仕事柄(公共工事の設計、積算)仕方のない面もあったのですが、それでも避けることのできた議論もあったのではないかと思います。
この本を読んだときは商人になってからでしたので、割りにすんなりと受け入れることができました。
その次からの「誤りを指摘しない」「誤りを認める」「おだやかに話す」は、この「議論をさける」をまずベースに実行すると効果的と思います。
「人の身になる」と「同情をもつ」は説得するときのみならず実行したいものです。
「『イエス』と答えられる問題を選ぶ」「思い付かせる。」「美しい心情に呼びかける」「演出を考える」「対抗意識を刺激する」はやや上級編といった感じでしょうか?