人を動かす 新装版 デール・カーネギー
How to Win Friends and Influence People
人を動かす まとめ
「人を動かす」というタイトルを最初に見たときは、傲慢な印象を受けました。
そこには、人を自分の思い通りにコントロールするというか、なにか人間関係の姑息なテクニックの本を想像したのです。
しかし、読んでみるとなるほど名著との誉れ高いだけはあります。
いろいろな対人関係の本で基本として言われることですが、人を動かす(変える)ためにはまず自分が動く(変わる)必要があるということをいろいろな項目で書いています。
たとえば
感情的にならず穏やかに話す。
相手の立場に身をおいて考える
まず、十分に話を聞く
どれも、当たり前で簡単なことです。しかし、当たり前のことこそ当たり前にやることが大事なのです。
知識として知っていることと、実践し活用することには大きな違いがあります。
それは、日本人が英語を知識として知っている人が、実際に英語圏の人と話すときの違いを想像するとわかりやすいと思います。
私は、この本の目次をコピーしてカードに張り財布に入れたり、手帳にはさんでいます。
そして、時間が空いたときや打ち合わせの前などに読み返しています。