最近、「いい人」や「いい話」が多いなと思っていたら、こんな記事が
●ITmediaニュース:「IPO? それでみんな幸せになりますか?」──ネットの進化を支える“新世代”
人力検索エンジンはてなやはてなダイアリーの近藤社長のお話
「ネットバブルの頃、ネットが何もかもを便利にすると言われていた。でも、僕たちの生活は何も変わらなかった。当時のネットベンチャーは、儲けようとするばかりで、ネットを本気で便利にしようなんて、考えてなかったから」と言うはてなの近藤社長は、「世の中を本当に便利にするものを作りたい」と、はてなの各サービスをスタートした。
グリー(GREE) : ソーシャルネットワーキングサービスの田中氏のお話
PC 1台とプログラミングの知識さえあれば、アイデアを形にできるのがインターネット。「自分が欲しいものを自分で作る。それが楽しいから、儲からなくても続けられる」と、GREEの田中さんは言う。
@nifty:デイリーポータル Zの林さんのお話
ネットメディアならあって当然と考えられていた広告を、極力載せないデイリーポータルZ。「ユーザーが楽しめるものしか載せたくない」(ニフティ・サービス事業部サービス事業推進部の林雄司さん)という純粋な思いが、サイトを支える。
そして、この三者に共通するのは
儲からなくてもいいから、ネットを楽しく、便利なものにしようという思いが、この3つに共通している。
としています。
で、自分がそういう技術力や企画力があったとして、同じように「みんなに幸せになってもらいたい」という気持ちを持てるかなと。
多分、持ってないんだろうな。
持ってたら、このブログのテーマも
「成功本100冊読んで、みんなを幸せにします」
に、なってたと思う。
残念!
あんた、自分の事しか考えてませんから!
私的成功を公的成功より優先した斬!
拙者、最近7つの習慣あまり読んでませんから!
切腹!
バブル経済からネットバブル、金持ち本ブームなど、一昔前はお金が持つ事が成功の証であったり、人生の目的のように語られた時期もあったと思います。
最近は、成功本も昔のギラギラしたイメージから、かわいいイラストがついたものが増えてきたり、内容もやわらかめの本が増えてきたなと感じていただけにうなづける部分も多かったです。
バブル時代には「いい人=どうでもいい人」みたいな図式があったり、「アッシー」「メッシー」など、優しい人を揶揄するような言葉があったような気もします。
ずーーと昔に出版された、ジェームズアレンの本が復活して書店の一角を占めたり、かわいいイラストの「うれしい、たのしい、しあわせ」な本が大ヒットしたりと、最近では「いい人」でいることも、難しく無い時代だなと感じました。
ということで、今よりも少し、「自分も楽しくて他の人の役に立てる事はないかな」という視点を身につけていきたいと思います。
参考:
●ITmediaニュース:自分の手でネットを“進化”させたい――「はてな」社長の夢 (1/2)
●ITmediaニュース:「それでいい、楽しいから」――7万人の町「GREE」を一人で作ってる会社員
●ITmediaニュース:「デイリーポータルZ」の素顔 (1/2)