やる気を引き出す シンプルなしかけ 白潟 敏朗 著

社員をやる気にし、社内を活性化するためのしかけ。

前著上司の すごいしかけでも、社員をやる気にさせたりするしかけはたくさん載っていましたが、今回はより「やる気」に特化した内容です。

タイトルに「シンプルなしかけ」とあるように、実際にやることは非常にシンプル


【会社が変わる18のシンプルしかけ】

●シンプルしかけ その1 ESアンケート
●シンプルしかけ その2 「やりたいことをやろう!」と言う
●シンプルしかけ その3 人財シート
●シンプルしかけ その4 「なんで」を言わない
●シンプルしかけ その5 「コミュニケーション」でなく「会話」
●シンプルしかけ その6 「私の自慢・私のおもい」コーナー
●シンプルしかけ その7 みんなでそうじ!
●シンプルしかけ その8 ぺらイチ社内報
●シンプルしかけ その9 オープンな「人事評価シート」
●シンプルしかけ その10  人事評価結果の本人フィードバック
●シンプルしかけ その11 「面接」でなく「おほめ&気づきミーティング」(ほめミー)
●シンプルしかけ その12  人事評価シートに○○力・○○性なし!
●シンプルしかけ その13  人事評価シートべからず集
●シンプルしかけ その14  3段階評価の人事評価シート
●シンプルしかけ その15  全員参加で人事評価シートの作成・改良!
●シンプルしかけ その16  ナンバーワン社員評価シート
●シンプルしかけ その17  村のオキテ遵守評価シート
●シンプルしかけ その18  シンプルマトリクス


羅列しただけだと、あまり良くわからないかもしれませんが、「その5」「その6」は簡単に言うと会話を増やすということですね。

会話が無い(少ない)場合の事例がこの本に載ってるけど

会話が無い。
周りの人がなにを考えているかやっているかわからない。
自己中心的になる。

「俺は頑張って遅くまでやってるのにあいつはなんだ!」
「俺は効率的に仕事をして早く帰って経費節減してるのに、あいつはなんだ!遅くまでだらだらやりやがって!残業するだけが仕事じゃないんだよ!」

なんて、ありがちな展開になるみたです。怖いよー。

私はそういう殺伐系も好きですけどね。
殺伐としてる中でも自分のペースを崩さない自分が好き。

周りの人がカリカリしてようが、ニコニコしてようが一喜一憂しない。
俺はダジャレ一発で場を凍りつかせる。クールな男。

まあ、でも喜びも悲しみも分かち合ったほうがいいんでしょうね。

それはさておき「その7」に「そうじ」とあるので、
掃除しながら楽しく会話すれば会社はかなり活性化されそうですね。

私もそういう事を実践している会社を何社か実際に見たことがありますけれど、例外なく業績も好調ですね。

そうじや会話の力はあなどれない。

しかけ自体はシンプルなものが多いですが、人間のやる気を引き出す本なので、人間心理に踏む込むので奥は深いですね。

「オフ会も奥は深い、でも不快」
こんなだじゃれな会話でも、明るくなってくれる職場はあるだろうか?
それともこんなだじゃれなら言わないほうがましだろうか?
奥が深い。

あと、この本読んだらキャンペーンのチラシがはさまれていました。
ツイてる!

「やる気を引き出すシンプルなしかけ」出版記念 期間限定キャンペーン


プレゼント1 会話の架け橋診断シート
プレゼント2 MQ10(幹部のマネジメント指数評価シート)
プレゼント3 セミナー無料ご招待券
(人事・営業系セミナー4種のうち1回分)

セミナー無料ご招待券は凄いなぁ。

本に挟まれている折込のチラシに申し込みのシークレットコードがツイています!
先着1000名とのことですので、お早めにどうぞ。

やる気を引き出す シンプルなしかけ
やる気を引き出す シンプルなしかけ
白潟 敏朗

上司の すごいしかけ
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白潟 敏朗

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊
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参考文献として序盤に取り上げられていました。怖いよ。