テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0

【ブロガー応援企画!】 「テレビCM崩壊」プレゼント!に応募した:[俺100]で、
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
の懸賞企画に外れた。
これは書店に行くチャンス!ツイてる!
ということで購入。


アメリカでの、従来のテレビ広告・マス広告の衰退とネット広告を中心とする新しい広告の動きを追った一冊。
アルファブロガーの方々や情報感度の高い方々がすでにたくさん話題にされてるのでご存知の方も多いかな。

テレビCMについては、私自身オンタイムでテレビを見る事も以前より少なくなったし、逆にネットに接続する時間は増えているので共感する事多し。

10年前と比べてもその傾向は加速してるし、20年前とでは比べようも無い。
特にここ2,3年はその傾向は強いですね。

それに比例して私の中で商品を購入する際の参考媒体としての力もテレビCMは落ちてネットの割合は上がってます。

最近のテレビCMで印象に残った事と言えば、亀田三兄弟の長男の方(名前知らない)の世界戦のときに試合が、なかなかはじまらなくてイライラしたことくらいですね。
またCMかよ!って感じでした。

逆に、ネットの広告なり口コミ情報なりで商品を購入した事は思い出せないくらいあります。

電化製品などは、ほとんどネットで口コミ情報を調べたり、価格比較をしてから買ってます。
買い物自体もネット経由で買うことも多いですね。

と、私の個人的なこのような消費行動の変化からしても納得できる点が多数でした。


途中の「変貌する消費者」として新しいタイプの消費者像が10個提示されています。

1、今日の消費者は情報通である 2、今日の消費者は主導権を握っている 3、今日の消費者は懐疑的である 4、今日の消費者は繋がっている 5、今日の消費者は時間に追われている 6、今日の消費者は要求が多い 7、今日の消費者にブランドロイヤリティはない 8、今日の消費者は常にアクセスできる 9、今日の消費者は先を行っている 10、今日の消費者は執念深い


この部分は直接広告業に携わってない方でも、参考になる部分も多いのでは?

「執念深い」って、ちょっと怖いですね。
炎上とか祭り状態のことでしょうか?

この本は 第一部の「テレビCMの問題」部分が監修者の織田さんのブログからダウンロードできます。

Ad Innovator: [テレビCM崩壊] 第一部 テレビCMの問題の部分をオンラインで立ち読みできます

 「テレビCM崩壊」などという話を知らない、あるいは聞きたくない、聞こうとしない人たちも多いことかと思いますので、翔泳社さんの許可を得て、「第一部 問題」の部分をPDFファイルにしてオンラインで立ち読みできるようにしました。ダウンロードして転送していただいても結構ですし、ブログなどでリンクを公開していただいてかまいません。
 お気づきのとおり、これはバイラルキャンペーンでもあるのですが、少なくともAd Innovatorの読者の方々が何らかの変革を社内で起こすために多少なりとも何からの議論の材料として使えるものになればと考えています。

興味がある方は、まずダウンロードしてみるのも言いかと思います。

この本がNHKの週刊ブックレビュー で紹介されると面白いだろうなと思ったり。

梅田さんのウェブ進化論やマーケティング2.0と一緒に読めばよりわかりやすいかな。

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫


マーケティング2.0
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