シリーズ50万部突破となった、なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学の小堺先生の新刊です。
本書は「決算書編」と、なっており、主に、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つに絞って解説しています。
決算書の基本的なことを、実際の事例を交えて会話調で書かれていますので、会計が苦手な方でも、とっつきやすいと思います。
しかし、第一章、第二章は基本的なことを書いてるけど、学生の方や働いている人でも普段お金を扱っていない人にはピンとこないかもしれない。
たとえば
手形が決済できなかったら不渡りです。
この文章を読んで、日本語として理解できない人はいないと思います。(用語を知らないのは置いといて)
この簡単な文章を読んでドキドキしたら、結構楽しく読めるかもしれない。
逆にピンとこない場合、「このタコ社長なにやってんだよ!」とイライラするかもしれない。
生きてると色々あるんです。世の中には色々な人がいるんです。
決算書の基礎が書いてある、1章、2章と比較すると、3章4章の
第3章 なぜ、借金3000万円を利益30万円の会社が返せるのか? ~損益計算書と貸借対照表のヒミツの関係~第4章
ホントの決算書、ウソの決算書
~損益計算書と貸借対照表のキケンな関係~
は、難易度がぐっと高くなる。
でも、その分面白い。
ただ、何回読んでもよくわからない部分もあり。
何回読んでもわからないから難解。
よくわからない部分というのは、「自社店舗を購入するときには返済期間が長いほうが得」という話。
話としては、そうなんだろうけど、なんだかだまされてるような気がする。
自分でエクセルなどで実際に計算してみないと良くわからないかも。
まあ、素人が一読しただけでわかったら「裏会計学」にならないですからね。
「裏会計学」というからには、からくりやらしかけやら専門知識が必要ですよね。
前作の、会話調の文体が読みやすくわかりやすかったという方は、本作も楽しく読めると思います。
前作をまだ読んでいないという方は、この機会にぜひ。
2月11日までの音声ファイルがもらえるAmazonキャンペーンもやっています。
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