こんな僕でも社長になれた 家入一真著

いたく感動した。
目頭が熱くなった。

株式会社paperboy&co.の家入社長の


貧乏、住み込みで新聞配達、両親の離婚といった昭和的な話と、イジメ、登校拒否、ひきこもりといった現代的な要素がほどよくミックスされています。

ミックスといってもフィクションじゃなく家入社長の経験した事ですが・・・

以前ITmediaの
ITmedia News:ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡 (1/4)
を読んで個性的な方だなぁ。と感じていましたが本でじっくり読むとさらに味わい深い。


私は日頃、負の情報を極力inputしないように気をつけているので、序盤の家庭が貧乏だった話のところで読むのをやめようかと思いましたが、家入社長が人気者から一転して、イジメにあい、引きこもりになるというジェットコースターのような展開に思わず引き込まれてしまいました。

その後も駆け足で話が進んでいくので一気に読んでしまいました。

自分も人付き合いが苦手なので、共感できることも多いですが、家入社長の引きこもりたいエネルギーにはとうていかなわない。

そんな家入社長が後半

笑い合える仲間が欲しかった。話し相手が欲しかった。理解して欲しかった。分かり合える仲間が欲しかった。あの頃、僕がなにより求めていたものが、いつの間に、僕の周りにこんなにも溢れていたんだろう。

と、気がついたところで、私も思わずホロリ。

読み終わって、数時間が経過しましたが、まだ余韻にひたってます。

「人生に起こることはすべて必然」と、そんな事も思ってみたり。


こんな僕でも社長になれた
こんな僕でも社長になれた
家入 一真 (著)

貧乏、登校拒否、ひきこもり、両親の離婚、月収6万円で新聞配
達......そんな僕が社長になった。
サービス開始以来50万人が利用した、No.1レンタルサーバー「ロリポップ!レン
タルサーバー」を世に送り出し、「ナナロク世代」の旗手としてIT業界を牽引す
る、株式会社paperboy&co.社長・家入一真がその半生を余すところなく綴りまし
た。

自宅の押入れを改造した部屋にひきこもり続けていた少年が、どうして年商
13億円のIT企業社長になれたのか? 人生のカベにぶつかり悩むすべての人々
へ、勇気と感動、そして前に進むためのちょっとしたヒントを捧げます。