魔法の質問のマツダミヒロさんの新刊です。
マツダさんの5冊目の著書ですが、はじめてタイトルに「質問」という文字が入っていません。
マツダさんが日々の生活の中で発見した、39個の法則集です。
「日々の生活の中で発見」とあるとおり、突飛な事は書いてありません。
しかし、逆に普段の忙しい生活の中では見失いがちな事がたくさん書いてあり、私自身も反省。
プロレスの達人、リックフレアーは「ほうきとでもプロレスができる」という評判でしたが、マツダ氏にかかれば、「鉛筆を削ること」からも成功法則を見いだすことができます。
ちなみに「鉛筆削りの法則」とは、大意を書けば、「注意深く削り、うまく削れたか確認し、うまく削れていたら次の鉛筆に移る」ということ。
確かに、鉛筆削るときに、次々に中途半端に削ったり、「俺は鉛筆削りには向いてないんだーー!」なんていう人はあまりいない。
たいていの人は、最初はうまくできなくとも、削ってるうちに上手になるし、1本削り終わるまでは、次の鉛筆には移らない。
そんな感じで「はっ!」と気づかされる至極の39編です。
まさに、幸せや成功法則は近くにあることに気づかされました。
情報が氾濫する昨今ですが、一つ一つのことを丁寧にすすめたり、身の回りのことをもっときちんとしなければと思った次第です。
本書自体は120ページ強ですので、読むのが速い人なら文章を追っかけるだけなら、わりと速く読み終わると思いますが、この本は「読む本」ではなく「考える本」ですね。
実際、39の魔法の質問エクササイズもありますし。
年末年始で、大掃除をしたり、帰省して両親や古い友達などと会うことの多い季節にぴったりの本だと思いました。
さて、本書の隠れた特徴が実はまだあります。
それは、「特殊なAmazonキャンペーン」です。
最近では、ビジネス書好きの方には「Amazonキャンペーン」というと、別に説明もいらないと思いますが、本書はひと味違う。
ひと味違う点は二つあります。
●その1 キャンペーン期間が100年!
●その2 本を買わなくても良い!
どちらも、とても新鮮ですよねー。
キャンペーン期間に関しては、私最初は「あれ?もう終わってる?」って勘違いしましたもん。
終了期間が2108年12月22日(土)ですからね。
(律儀に、曜日まで書いてるところが誠実なマツダさんらしい)
そして、「0冊購入の場合」というのも、「あれれ」という感じ。
間違いかと思ったが、そうでもないらしい。
詳しくは、
・しあわせは、すぐ近くにある。マツダミヒロ
で、確認してくださいね。
しあわせは、すぐ近くにある。 今日から成功できる39の法則マツダミヒロ (著)
◆魔法の質問エクササイズで、自分が変わる!人生が変わる!
◆この本には、39の法則が載っています。
あなたに必要なときに、必要な法則を受け取ってください。
迷ったときこそ、うまくいかないときこそが、
あなたの法則を手に入れるチャンスです!
色々、考えながら読んだので、関連書籍が色々思い浮かんだ。
法則の法則―成功は「引き寄せ」られるか一条 真也 (著)
なぜ、「法則」などというものが存在するのか?そして、いったいどんな「法則」があるのか?「法則」を知った者は、本当に仕事がうまくいき、成功して、愛を得て、幸せになれるのか?本物の法則とは何だろう―。
世の中の、色々な法則の成り立ちや共通点などを解説した本。まさに、「法則の法則」です。
プロ講師が使っている 朝礼・スピーチの「つかみ」話材安宅 仁 (著)
「心にブレーキをかけるカマス」
「渡り鳥のV字飛行の秘密」
「ナマコとカニのライバル関係」
──動物や植物、昆虫など、自然界の話をモチーフにした
「例え話」を耳にしたことがありますか?
第1章●まず、一歩を踏み出そう!──「足カセ」と「壁」は本当に存在するのか?
第2章●自らの強みを最大限に活かす──雑草は常にたくましいのか?
第3章●変化を選択する──絶滅した恐竜・進化した恐竜
第4章●成長するためにはリスクを恐れるな──安定が能力を衰退させる
第5章●仕事で大切なことはすべて自然から学べる──植物と昆虫はWin-Winの関係
第6章●自然が教えるリーダーのありかた──周りのためにどれだけ行動してきたか
第7章●初心を忘れず自ら律する──成功しているときこそあえて律するべし
タイトルは「プロ講師」と、あるけど自然の法則を実生活に生かしたい方におすすめ。
特に、「ビジネスにも自然の法則を生かしたい!」と思ってる方にはおすすめです。
「気づき」の幸せ木村 藤子 (著)
゛青森の神様゛が明かす、幸せの見つけ方
女性セブンでも人気の゛青森の神様゛こと霊能者・木村藤子さん。江原啓之氏の次にくる、ともいわれる彼女の数奇な人生を紹介しながら、私たちが運命とどう向き合って生きるべきかを、数多くの鑑定例から語ってもらう。
青森の占い師の本
「そうだよね、わかるよ」みたいな感じを期待すると裏切られるかも。
「家中の部屋が常にちらかっているのに、『良縁に恵まれますか?』や『夫が冷たいです』なんて相談に来る方がいらっしゃいます。私、霊視できるのに、掃除くらいしてから相談に来ればいいのに」
「『私の悩みは~』とくどくど言う方がいますが、私は霊能力者なので言わなくてもわかるのに。霊視できるから。悩みを聞いて欲しいのならスピリチュアルカウンセラーにでも行けばいいのに」
口調は、ちょっと違ったかもしれませんが、結構モヒカン的な方なので、個人的に好きです。
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術デビッド・アレン (著), 田口 元 (監修)
あらゆるものを「整理」、リラックスして仕事がこなせる、
最速最強の「仕組み」を作る方法――それがGTD!
世界で常識のメソッドをわかりやすく解説。
いますぐデキて、効果絶大!
とりあえず、自分の頭の中位整理できてなきゃ…
「近くの中にある」どころではなく「頭の中」をまず整理しなきゃ。
お正月にはぴったりの本です。
風竜胆@文理両道
「法則」という言葉のイメージが、あまりピンときません。
どうしても、一時期話題になった、「定説」と言う言葉を連想してしまいます。
物理や化学の「法則」なら分かるのですが、そもそも、人生に「法則」があるのかどうかも疑問に思っています。