サイエンスライターのサイモン・シンさんの「ビッグバン宇宙論」が「宇宙創生」と改題されて文庫化されました。
単行本の発売から、約2年半ですから、結構早かったかな。
単行本の発売から、間隔が空きすぎるとその間に、古本相場が値崩れしていて、文庫版を新刊で買うよりも、Amazonのマーケットプレイスやブックオフで古本を買った方が安いという事も、良くあります。
しかし、今回は、まだ値崩れする前なので嬉しいですね。
文庫本の値段も良心的だし。2冊合わせても1320円。コストパフォーマンス高いです。
これで、サイモン・シン氏の日本で単行本で出た本は、全部文庫化されたかな。
宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた―。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。
サイモン シン (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)
価格: ¥ 660
文庫: 387ページ
出版社: 新潮社 (2009/1/28)
人は宇宙を知るため、数限りない挑戦を続けてきた。太陽中心モデルを作り上げたアリスタルコスから、相対性理論のアインシュタイン、宇宙誕生の瞬間を発見したNASAに到るまで。決闘で鼻を失った天文学者がいた。世界トップクラスの天体画像分析チームを率いた「メイド」がいた。数々のドラマの果てに、ついに科学者たちは…。人類の叡智の到達点を、感動的に描く圧巻の書。
サイモン シン (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)
価格: ¥ 660
文庫: 374ページ
出版社: 新潮社 (2009/1/28)
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