【PR】「次世代コンテンツ配信サービス「Fan+(ファンプラス)」の挑戦と可能性」

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アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。

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先日、『「次世代コンテンツ配信サービス「Fan+(ファンプラス)」の挑戦と可能性」』というセミナーで話を聞いたので、セミナーの内容とサービスの内容をご紹介させていただきますね。

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「大好き」が、ここにある。Fan+(ファンプラス)

この「Fan+(ファンプラス)」というコンテンツ配信サービスの特徴は3つあります。

1つ目は、非常に趣味性・専門性の高いコンテンツを提供しているという事。マスよりは、いわゆるマニアを狙っている感じですね。例えば、落語、歴史、鉄道、サッカー、テニス、女子プロゴルフ、宝塚、プロレスなどです。

サッカーは、一般受けしそうですが、これもサッカー全般ではなく、チームごとのコンテンツの提供になっています。

2つ目は、電子書籍でもなく動画サイトでもなく、そのいいとこ取りをしたようなコンテンツを提供しているという事。動画・画像・テキスト・音楽・音声などをうまく組み合わせています。

コンテンツの中には立川談志師匠の談志ストアもあります。正直、僕は落語はそんなに詳しくありません。興味本位で観てみたら、動画の横に、詳しい解説のテキスト文書が出てきたので、予備知識を仕入れながら落語を鑑賞する事ができました。

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談志市場 | 立川談志の完全オリジナルコンテンツ配信|Fan+(ファンプラス)


鉄道の車両図鑑のコンテンツもありましたが、こちらも、車両の解説の画面に、動画が挿入されてあり、かゆいところに手が届く作りになっています。
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鉄動館 ~鉄道車両研究 by 鉄ホビ~ | 幅広い鉄道車両が写真・映像つきで配信|Fan+(ファンプラス)

3つ目はクラウド型のコンテンツの提供で、PCやiPad,iPhoneやスマートフォンなどのマルチデバイスに対応している事。

最近では、複数デバイスを用途によって使い分けている方も多いですから、これは嬉しい仕様ですね。

以上が、サービスのおおまかな説明でしたが、サービスの質を決めるのはやはりコンテンツです。冒頭でも書きましたが、これがまた絶妙なコンテンツを提供しています。


いい意味で、興味が無い人には、「そんなの誰が見るんだ?」というようなものが揃っています。逆に言えば、ツボにはまる人にとっては、喉から手が出るほど欲しい、お金を払ってでも見たいコンテンツですね。


例えば、
・話題の女子プロレス団体・スターダムを密着取材した 月刊スターダム
・寺山修司ワールド 第零号 時速100キロの劇詩人
・蒸気機関車の音をリアルに再現 懐かしの蒸気機関車たち
・上達のコツは、犬との心の絆!ドッグスポーツの魅力を配信
・月刊ヴィッセル神戸 | 選手の魅力を動画でお届け
・3D音響で楽しめる新選組(新撰組)土方歳三のすべて
など。

新選組を3D音響で楽しむなんて発想は、相当マニアじゃないと出てこないですね。

僕は、こういうニッチなジャンルをネットで有料で提供するという事については、非常に素晴らしい事だと思います。

プロレス団体のコンテンツを例に挙げると、昔はプロレスはゴールデンタイムにプロレスの放送が毎週ありました。専門雑誌も複数ありました。大きい興業になると雑誌で特別号が発行される事もありました。

しかし、プロレスのテレビ放送がゴールデンタイムから深夜に移行し、時間も短縮されました。雑誌の部数も減り、複数あった専門誌も休刊が相次ぎます。

割を食うのが弱小・新興の団体です。雑誌が複数あって紙面も豊富な頃には、弱小団体でもページをもらう事ができました。しかし、今ではそんな余裕もありません。雑誌記者も人員が減っているので、大手の団体を追っかけるだけで精一杯で、小さな団体を育てていくような余裕はありません。

では、ネットの活用となるわけですが、弱小団体が自前でコンテンツストアを作成するのも大変です。youtubeなどで無料で動画を配信するという手もあります。宣伝にはなりますが、現金にはすぐにはなりません。人手も少なく、運営資金も稼ぎたい弱小団体にとっては難しい話です。

大きな団体であれば、ネットで宣伝してファンを作り、全国をまわり生の興業でお金を落としてもらうという事もできますが、小さな団体では東京開催がほとんどで興業自体の規模も小さいです。

やはり、ネット自体からもなんとか稼ぎたいところです。

そこで、このFan+(ファンプラス)のようなサービスの出番です。Fan+(ファンプラス)には、試合の動画ももちろんありますし、会報紙のようなものもあって、プライベートな動画も掲載されています。マニアにとってはお金を出しても欲しい情報でしょう。

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戦乙女~Fighting Girl | 女子格闘技の魅力が満載|Fan+(ファンプラス)
また、Fan+(ファンプラス)というサービス名だけあって、ファン同士のコミュニケーションを促進するような仕組みもあります。

ネット上だけの交流だけではなく、Fan+(ファンプラス)主催でパーティーも行われているようです。

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プロレスを例にとって、書きましたが、このようなことは、色々なジャンルである事だと思います。プロ野球の巨人戦でさえ視聴率取る事が難しい時代ですから、色々なジャンルで嗜好がニッチにマニアックに細分化されているのかもしれません。

また、セミナーでは、第3部で出版業界の方のパートもありました。

立川談志師匠の談志ストアを開設している、亜紀書房さんです。

亜紀書房さんでは前述のように談志ストアを開設しています。
失礼ながら、あまり大きい会社ではない亜紀書房さんが談志ストアを開設している事を不思議に思いましたが、そこは編集者と談志師匠の信頼関係があったから。

このコーナーでは示唆に富んだコメントが多かったので一部紹介しますね。


亜紀書房さんのスタンスとしては、著者を全面的にバックアップする。なの
で、HP上で著者が他社から出している本も掲載する。

紙とか電子とかこだわっているのは、主に作り手の側、読む方は応援している著者ならば、紙とか電子とか関係ない

今の、電子書籍は紙の本の2次利用が多い。電子書籍のメリットを生かし切れていない。

著者(表現者)の魅力を伝えるためには、紙である事にこだわる必要はない。
文字が言い場合もあるし、動画がいい場合もあるし、音声がいい場合もある。
縦割りになっているのは、作り手側の都合。

これからの編集者は、文字だけじゃなくて、音声、動画、マーケティング、営業すべてに関わる必要がある。

従来は、紙の書籍から、電子書籍へという流れが多かった。これからは、ファンプラスのコンテンツから、紙媒体やDVD、テレビという流れもあると思う。


書店にまめに通う、20代30代の男性は、ITリテラシーが高い。いい情報はお金を出して入手するものということを知っている。

僕も、電子書籍は、今の技術ならばもっともっと表現が豊かにできると思います。今後は編集者が文字だけでなく他の分野に精通している必要があることも同感です。


ファンプラスという、新しいサービス自体の取り組みも素晴らしいと思いますが、その中で小さな出版社が新しい取り組みに意欲的に取り組んでいる事にたくましさを感じました。

無料で利用できるサービスも多く揃っていますので、興味を持った方は是非アクセスしてみてくださいね。


「大好き」が、ここにある。Fan+(ファンプラス)