クチコミの技術 第一章 PDF版

さて、クチコミされるのかが非常に気になる「クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

3月21日よりAmazonで先行発売との事ですが、前の記事でも書いたように第一章をダウンロードしてPDFで読むことができます。

クチコミの技術 公式ブログで発売前の本の第一章が読める:[俺100]

で、早速読んでみました。

帯の

企業が今、やるべきなのはネットの井戸端会議に参加することだ


まえがきの

本書を手に取った方の中には、今日にもネットを利用する販促活動についての企画書を書かなければならないという人もいるかもしれません。
そのような人のために、本書は手っ取り早くネットの世界を知る本としても使えます。

を読んで、「企業のマーケティング担当者向けかな」という第一印象を持ちました。

しかし、読んでみると著者の方々が現役のブロガーという事もあって、ブログを運営してる人やこれからブログをやろうとしてる人にも有益な内容となっています。
例えば月間100万PVを誇る[N]ネタフルのアクセスの傾向ですとか、その100万PVを作る秘訣などは実に興味深い。
また、みたいもんで実際に大きなクチコミが起こった事例として、涼宮ハルヒが起こしたYouTubeの憂鬱、ネットマーケティングの大成功例。:[mi]みたいもん!の記事やいい歯磨きなんて簡単だ。:[mi]みたいもん!の記事の事例が載っていますが、その事例の紹介も興味深いですが、ブロガーの立場としてはどのような記事を書くとクチコミが起こるかという勉強にもなりますね。
どちらもトラックバックが凄い数ツイてます。

歯磨きのコツは、誰でも関係があるし、毎日実際にやっているし、そのやり方が間違っていると言われると非常に興味をそそられます。涼宮の方は市場にマニア向けの情報が不足していて、ネットで濃い情報を探してる人が多いような記事を書けば一気にアクセスを集められるという感じですね。

これらを読むと、「クチコミでネタが広がる」という過程で、ネタそのものも伝播していきますが、それを伝える元のブログも有名になって、クチコミが起こるたびに自分のブログも有名になっていくのではと思います。

想像するに、クチコミで色々広がるたびに、自分ブログのベースのアクセス数も増えていくのでは?
「情けは人のためならず」という感じでしょうか。
誠実な著者の方々はそんな事は考えてないかもしれませんが・・・


あと、クチコミと言えばブログの他にmixiなどのSNSやAmazonやkakaku.comなどの投稿型のサイトがあるわけですが、それらを対比した表がわかりやすくて良かった。


早く、実際の本を手にとって読みたいなと思いました。

特に

第3章 クチコミの効果測定
第4章 アフィリエイトとアドセンス

が、注目ですね。

クチコミの効果測定の方法はどうやるんでしょ?
アフィリエイトとアドセンスもブロガーとしては脊髄反射的に気になるところ。

まあ、私のつたない感想よりも
『クチコミの技術』立ち読みPDFはこちらです! : クチコミの技術――広告に頼らない共感型マーケティング:書籍の公式ブログ 日経BP社

からPDFをダウンロードして読めば早いわけですが…

ところで、この「クチコミの技術」を英訳すると「The Art of kuchikomi」なんですね。
かっこよす。

クチコミの技術――広告に頼らない共感型マーケティング:書籍の公式ブログ 日経BP社
[N] 「クチコミの技術」Amazonの先行発売は3月21日より
[N] 「クチコミの技術」公式ブログが開設
「クチコミの技術」公式ブログがスタート:[mi]みたいもん!

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
コグレ マサト (著), いしたに まさき (著)