一月ほど前に、本田直之さんのレバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則が発売されましたが、あまりに売れすぎたのかAmazonで品切れ・品薄状態が続いてましたね。
そんな本田直之さんの新刊が早くも登場です。
タイトルは
・レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
です。
先日新刊が出たばかりなのに凄いですね。レバレッジ時間術のパワーですね。
さて、本書はベストセラーとなった
・レバレッジ・リーディング
・レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
が実践的なノウハウを書いた本とするならば、その上位概念である「思考法」を伝えるための本です。
レバレッジリーディングやレバレッジ時間術をお読みになった方はご存知かと思いますが、読書や時間管理といったものを「投資」という観点から効果的に活用する方法を説いています。
本書もパーソナルキャピタル(自分資産)にレバレッジをかけて、複利効果で不労所得的に成果を上げていく方法が書かれています。
そしてそのためには「労力」「時間」「知識」「人脈」の4つの分野にレバレッジをかける事が必要です。
例えば、「労力」のレバレッジのポイントは
・仕組み化
・無意識化・習慣化
・KSF(キー・サクセス・ファクター)に注力
・その他 (二毛作、言葉、体力)
が挙げられています。
定型的な作業は、マニュアル化フォーマット化するなどで時間を短縮し、その分人間しかできない考える仕事に時間をまわす。
同様にチェックリストを作り、考えずに作業をすすめることができるようにする。
細かい良い習慣を身につけ、無意識にできるようにする。
これらの事はなんとなくはわかっていても日常的に常に意識している人は少ないでしょう。
著者の本田さんの凄いところはこれを徹底的にやっているところですね。
口で言えることと実践してる事は違うということを思い知らされます。
「時間」のレバレッジではキーポイントは
・俯瞰逆算思考
・時間のルーチン化
・時間の天引き
・時間制限
・固定費の効率化
が挙げられています。
「俯瞰逆算思考」はやや耳慣れない言葉ですが、自分がやっていることを一歩上位の立場から見て、そして目標達成するための作業や時間を逆算する思考法です。
タスクリストやTODOを作るときに、つい目先の作業に気を取られそれを優先してやろうとしまいます。
しかし、ひとつ上の視点からモノを見て、まず目標と期日を先に決め、それからタスクを分割し、やるべきこととやらなくてよいことを選択します。
この方法のメリットはゴールがはっきりしていることです。
ゴールがはっきりしていないと、適当に地図を持たずに森をさまよっているようなものですからね。
「知識」のレバレッジは
・前例に学ぶ
・効果的に生かす
・レバレッジ・ミーティング
が挙げられています。
ここでも、「レバレッジ・ミーティング」という聞きなれない言葉が出てきます。
ミーティングにおいて、参加者全員の知識・ノウハウ・経験のレベルが一致してる事はまずありません。
これを極力同じレベルに引き上げてミーティングを行う手法です。
ここで活躍するのが「レバレッジ読書術」で紹介されてた「レバレッジメモ」ですね。
参考文献とともにレバレッジメモを渡し読ん貰ってでおくことで、参加者は本のノウハウを吸収してからミーティングに望めますし、レバレッジメモを渡すことで、その本からなにを吸収して欲しいのか知る事ができます。
これはかなり効果がありそうな手法です。(というか、すでに本田さんはこの手法でバリバリ効果を上げています…)
次に「人脈」のレバレッジのポイントは
・コントリビューション(貢献)
・パワフル・コネクション
・パーソナル・ブランディング
・マインド伝染
・他人の力
が挙げるげられています。
そして、人脈で重要でありながら誤解されているポイントが「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」と言うこと。
確かに、自分だけ知っていては意味がないですからね。
そして、相手にコントリビューション(貢献)できる事があることが重要。
なんとなく顔を知っているだけでは、会うメリットがないですからね。
「俺にはそんな能力はないぜ!」という方は個人的には「素敵な笑顔」を磨くといいと思います。
「あなたの素敵な笑顔にまた会いたい」というだけでも立派な魅力であり貢献ですからね。
しかし、私を含めそんな事を思ってもらえる人は少ないと思いますので、素直に正攻法でいきましょう。
ということで、「労力」「時間」「知識」「人脈」の4つのポイントが詳しく書かれて盛りだくさんな本書ですが、やはり大事な事は能動的に実践する事だなぁ。と深く痛感させられる本でした。
ビジネス書や自己啓発書を読んでも実践する人は1%にも満たない。という話を聞いた事がありますが、これだけのノウハウを出しても実践する人が少ないと著者の本田さんも寂しいだろうなぁ。
という事で、私もさっそく色々実践してみることにしました。
まずは、巻末の参考文献リスト12冊の中で読んだことのない本を注文した。
微妙に方向性が間違ってるような気もしますが、できることからコツコツと、です。
あと、6月29日限りでAmazonで購入すると特典があるみたいです。
レバレッジ・シンキング発売記念キャンペーン
「レバレッジ・シンキング」の発売を記念して、詳しくはリンク先で確認してみてくださいね。
プレゼントキャンペーンを行います!6月29日(金)12:00~6月29日(金)23:59までの間に、AMAZONにて本書をご注文いただきました方に、
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・レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則:[俺100]
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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
「努力するのに成果が上がらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果を上げる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。必要なのは「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野への自己投資。スポーツ・経営・投資・脳科学の方法論をベースに自己啓発に応用した仕事術を紹介する。訓練不要で誰にでも実践できるノーリスクのシンプルな方法論。
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
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レバレッジ・リーディング
毎月数百冊のペースで新刊が登場するビジネス関連書から、自分に役立つものだけを効率よく選び、しかも短時間でモノにする方法はないか――。年間400冊以上を読破して、確実にキャリアアップに役立てているという著者は、いわゆる「速読」とは全く異なるやり方で、多忙な日常に「多読」の習慣を取り入れる方法を提案する。