「愛され社員」で行こう!  藤沢 あゆみ (著)

実は(という程でもないが)、人間関係で悩んだ事がない。
職場で、上司や部下に嫌われてるんじゃないか?などと疑念を感じた事もない。
「少し浮いてるかな?!」と、思う事はあるが、「もしかしたら俺って孤高の存在?かっこいいー!ツイてる!ゴルゴ13みたいだ。今度俺のモニターを後ろから覗き込む人がいたら手で払いのけてみようかな。ヒヒヒ」などと、勝手に思うタイプである。

そんな私ですから、自分が愛されたいとはあまり思いませんが、やはり嫌われたりして、非公式だけど重要な情報が回ってこなかったりするとちと困る。あと、なにより困るのは、そういう人間関係に鈍感な私ですから、周りの人の重要なサインを見逃してるかもしれない。

と、本書のプロローグを読んですぐに思った。

メンバーには気持ちが伝わらない。がんばれば頑張るほど空回りする。どうして、みんなはわかってくれないんだろう。毎日そんな事ばかり考えていました。

わかって欲しい事があれば、文書化して回覧して伝えればよいのでは。と、思ったけど、そういうことばかりじゃないですよね。

さらに、読みすすめると女性に対しては特にこの「言わなくてもわかってほしい」というのが重要なようです。
「言わないという事は言いづらい事情でもあるのだろう」と、勝手に察するのはダメみたいですね。


逆に男性に対しては、プライドやメンツをつぶすのが厳禁とのことで、これは私もわかる感じ。
頼んでもいないのに、手伝われるとムッとする感じですね。
それでも一応ありがとうと言わなきゃない理不尽さを感じた事のある男性も多いのでは。
こういうのは、相手の男性がリーダータイプだとわかりやすいですが、サポータータイプの男性だとついその辺を考慮しない場合もあるので要注意ですね。


本書には、このように役に立つ「チャンスを引き寄せる60の法則」が載っています。
どれも、「あるある」という感じで思わずにやり。


また、私も特に共感するのは「トラブルは起こるべくして起こる」という項目の一節

それでも気になりそうだというあなたに、トラブルを生まない方法を伝授しましょう。
あなたはブログを書いていますか?日常生活や時事問題などで今、怒っている事が会ったらブログに書いてみてください。
すると、同じように怒っている人たちがそのブログに書き込んでくるでしょう。
もし、ブログを書いていないのなら、怒っている人のブログをのぞいてみてください。
そこには怒ってる人たちが集まってきて、ささくれ立った空気になってますよ。
これを「怒りは怒りを呼ぶ法則」と言います
つまり、自分からトラブルのタネをまくのを止めるだけでほとんどのトラブルはなくなるのです。

私も、ブログを4年以上やってますが、これには、激しく同意。
しかも、書いてある事だけならまだしも、書いていないことにも言外の空気を感じるのか、不思議と反応がありますね。例えば、私のブログの読者はお会いさせていただくと不思議と同じくらいの年の方が多い。興味がある話題が共通するということもあるのでしょうが、ちと不思議だったりします。


それで、私も「ツイてる!」と書くと、ツキがある人が集まるような気がします。
さすがに「ツイてます!」と書いてあるブログに、「私はツイてないんですが…」とは書き込みづらいか。

プロ野球の話題を書いてあるブログに、唐突にチベット問題を書き込む人もいないでしょうしね。

そんなわけで、トラブルに巻き込まれやすい方は、知らず知らずのうちに自分から首をつっこんでるのかもしれません。


ちなみ私は、「ツイてることには反応して、トラブルはスルー」な感じで都合よく生きてるのであまりトラブルには巻き込まれません。

トラブルには巻き込まれませんが、ちと人間関係に対してあまりに希薄すぎるかも…
もう少し、人間味あふれるようにがんばろう。

あと、トラブルに巻き込まれにくい人間は、巻き込まれても困らないかも。
トラブルに巻き込まれやすい人というのは、巻き込まれやすい上に、困る事も多いような…

巻末には、「愛され社員になる90日トレーニング」として、職場で使いたい90の言葉が載っています。
序盤の
・はい
・わかりました
・なるほど
あたりは難易度が低く、私でも簡単に出来そうです。

しかし、中盤当たりから徐々に難しくなってくる
・ファンです
・見習いたいです
・君が目標なんだ
などは、意識してないとなかなか言い出せない。

ということで、「人に好かれながら、仕事の出来る人になりたい」方におすすめです。
(普通誰でもそうでしょ、と思うかもしれないがそうでないタイプも結構いますよ
 仕事に感情を持ち込む事をものすごく嫌う人も理系の職場だとけっこういますよね)

ところで、この本の発売を記念してAmazonキャンペーンをやってますが…
「愛され社員」でイきますキャンペーン! - 「愛され社員」で行こう! - Yahoo!ブログ

愛され社員」でイきますキャンペーン!
藤沢あゆみです。
4月10日、11日。アマゾンで
「愛され社員」で行こう!2
をご予約くださった方に、
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【編集さんを10人引き寄せる! 自分をグーグル化するレバレッジ執筆術】

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□自分グーグル化で際限なく企画が生まれる
□ライフハック的にネタは1冊のノートにまとめなさい
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□地頭力をきたえて10倍執筆をこなそう
□みんなが最大の成果を出す「仕組み」販促術
 etc・・・

なんというか、ものすごく気になる。
詳しくはリンク先を確認してみてくださいね。

「愛され社員」で行こう!
「愛され社員」で行こう!藤沢 あゆみ著●「愛され社員」で行こう!
……人に好かれる 仕事もできる

◆同僚、取引先、お客様に「愛される」と仕事はうまくいく!
仕事は、他人と力を合わせないとできないもの。仕事を円滑に進め、評価されてチャンスを引き寄せるには、同僚、上司、お客さまなど、他者から「好かれる」「愛される」という要素がとても重要となる。

◆「愛され社員」に共通する60法則を紹介!
著者によると、ビジネスシーンで好かれる「愛され社員」には、共通する傾向(法則)があるという。自身が内勤OL・中間管理職・契約社員として数社で10年以上勤めた経験から「愛され社員」を研究・分析し、自ら実践してきた。その中からほんとうに成果が実感できたものを「愛され社員の法則」として60個の実践的ノウハウにまとめた。