レバレッジ英語勉強法

レバレッジシリーズでおなじみの本田直之さんの英語の勉強の本。
サブタイトルに「偏った英語でレバレッジポイントを目指せ!」とあるように、普通の英語勉強本の勉強法とはちと違いますね。


従来の英語勉強法の本は、やる気を高める効果を狙っているのか、求道者的ともいうべきストイックな勉強法が提唱されていたりします。
例えば「只管音読」とかね(私は、國弘先生好きですよ)

その手の本は読んだ直後は燃えるし、自分もそれに合わせて計画を立てたりするけど、やはりなかなか続かない。

そこには、やはり、「勉強のための勉強」の時間が結構長く含まれるからだと思う。
私も、「英会話絶対音読」とか、一生懸命やったけど、大体「パジャマパーティー」の章で「一体俺がなんでこんな女子中学生のパジャマパーティーの様子を読まなきゃないんだよ!」と自分の英語力を棚に上げて逆ギレしたり。

「英語多読」もやったけど、おすすめされてる「赤毛のアン」とか「小公女」とか読んで、「小学生・中学生のときもこんな本読んだ事ねぇよ!」と、これにも自分の英語力を棚に挙げて逆ギレ。


なので、この本で提唱されている、まずは「偏った英語」「自分のための英語」を勉強するという方法は大賛成。

私自身の体験を踏まえても、一番英語の勉強が続いて、英語力が上がったと実感したのは今から7,8年前の頃で、アメリカンプロレスとネットワークゲームにはまっていた頃だった。

仕事から帰ると、一人で食事しながらWWF(アメリカのプロレス団体)のビデオをひたすら見る。
時には、嫌がる彼女と一緒にプロレスのビデオを見て、その後ストーンコールドやロックの物まねを彼女に披露して出来具合をチェックしてもらう。(相当苦痛だったと思います。責任を取って結婚しました)

ビデオを見終わると、今度はWWFのホームページWWE: Homepageや、海外のプロレス掲示板を巡回。
それが、終わると今度はネットワークゲームディアブロ (ゲーム) - Wikipediaを立ち上げて、外人と一緒にダンジョンにもぐったり。
そんなわけで、家に帰ってからは、日本語を使わない日が結構あった。
(一人暮らしだったので、元々誰とも会話しないわけですが…)

ただ、その英語漬けの生活も全然苦痛ではなかった。
むしろ、日本の他の人より情報を速く得ていると言うことで、少しばかりの優越感もあった。

でも、ちゃんとした英語の勉強も平行して続けてればと思ったり。
プロレスラーが使う英語と言えば、相手を罵倒する言葉が多いですからね。実際には使えない英単語ばかり覚えてしまった。

さて、長々自分語りを続けてしまいましたが(老害?)、本書で書かれているのは、このように自分の興味のある分野、偏った分野での英語を学ぶ方法です。

英語学習の序盤にそのように楽しく学ぶ事ができれば、その後の通常?の英語の勉強にも弾みがつきそうですね。

偏った英語で、効果が実感できるのは3ヶ月180時間を達成したときということですが、自分の好きな分野ならそれも苦にはならないでしょう。

本書には、そのような学習の方法で苦手な英語を克服した方々も巻末に登場しますが、

プログラマーのあとで書くで有名なogijunさんも登場してます。
風貌からして英語が得意そうですが、英語が苦手だったとは意外や意外です。
ogijunさんは、スティーブジョブスのスピーチを何度も聞く事によって開眼したそうですが、プログラマーの方ならIT用語は元々英語のものが多いのでとっつきやすそうですね。

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を読んでも、アルファベットやカタカナ多いですよね。
パソコン使わない人にとっては、内容もほとんど外国語みたいで意味不明だろうなー。

つか、ogujinさんもそんなに多弁で自己主張が強い方でもないと思いますが、macの事になるとアツイですね。

まずは、自分がアツクなれる分野の英語を学ぶとよさそうです。
ただし、やはり英語の情報が豊富な方が最初はやりやすそう。谷山浩子について熱く語れても、それを英語でインプット・アウトプットするのは難しそうですからね。

最初は、ネットなどで簡単に情報が入手できる分野がよさそうです。

その点IT系の分野は元々英語圏発の情報も多いですし、話題も豊富でよさそうですね。
最近でも
[を] ランディ・パウシュ教授の最終講義
などが、話題になってますし。


本書でも、SEの方は、専門分野であれば英語でコミュニケーションを取れる方も少なくないですし、料理人やプロ野球選手などの専門知識をもった方も、専門知識という共通言語があるので、コミュニケーションをとりやすいとしています。

著者の本田さんの場合は、ワインやサーフィンに特化した英語を最初は勉強したみたいですが、その詳細はAeraEnglish5月号の「レバレッジ英語勉強法」の方が詳しいかも。
余談ですが、AERA Englishには、本田さんの本棚もカラーで載ってますので、レバレッジリーディングの表紙と比較するのも楽しいかもしれません。あと、勝間和代さんも「英語の壁を越えたとき」というコーナーに掲載されてます。


私も、英語でブログとかやれば、楽しいだろうなと思いますので、まずはそれを目標に頑張りたいと思います。
とりあえず、英語の自己啓発書を読んだり、オーディオブック聞いたりかな。

あと、パソコン使ってて、英語でしかヘルプやマニュアルがない場合に、意味がわからないときに、英語力の問題なのか技術力の問題なのかを切り分けられるようにしたい。


それと本田さんが使ってる

今は、電子辞書の良いものがあるので、価格が高くても性能のいいものを購入すると良いでしょう。この投資効果は非常に高いと思います。
私が今使っているのは、セイコーの「SR-G10000」という一番高性能とされているプロ用のモデルです。

をAmazonで話の種に検索してみたら
SEIKO IC DICTIONARY 電子辞書 SR-G10000 (英語上級/音声対応/高精細VGA液晶搭載)
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定価90,000円が、約半額の44,793円になってた。
入ってるコンテンツを考えると、これは相当安いなー。

一番上位機種で45,000円程度なら、私の必要とするレベルならもっと安いんだろうなー。
これは、ちと購入を検討してみよう。

と、検討してるうちに、ネットを色々巡回して本来何をやってるか忘れてしまう事が多々あります。

本書にも書かれてるように、時間割を決めてその間はきちんとやるべき事に集中しなくては!


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