『熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ』は絶版。『図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』があるよ

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昨日、「『NJセレクト』の『 コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』は、以前読んだけど面白かったよ。:[俺100]」の記事で少し紹介した「熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた は、某筋からの情報によると、やはり絶版のようですね。
同著者の同テーマの図解本が「図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (大型本)」としてあるようです。僕は読んだことがないけど、80ページなので大型本とあるので、ムックみたいな感じの本なのかな。

人間を4つのタイプにわけるというのが、乱暴に感じる方もいるかもしれませんが、学生時代の専攻で「理系・文系」と分類したり、根拠があるんだかないんだかよくわからない血液型占いよりは信憑性が高いんじゃないかと個人的には思います。

そんな事言いつつも先日「「理系人間」との仕事術 」という本を読んで「あるある」と一人で盛り上がりました。

「あの人は○○だから~」みたいな決めつけはよろしくないかと思いますが、相手のタイプに合わせて「相手がワルツを踊るなら、自分もワルツ。相手がジルバを踊るなら、自分もジルバ」という感じで、「あいつは、ほうきとでも、プロレスができる!」と言われたいものですね。

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熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた (単行本)

人心掌握について書かれた本は山ほどあるが、本書のように相手のタイプによってコミュニケーションの方法を使い分けよ、と指南した本は珍しい。実行力でチームをリードするコントローラー、夢を語って盛り上がるプロモーター、合意と協調を重んじるサポーター、冷静沈着に現状を分析するアナライザー。どんな組織にもいるこの4つのタイプを正しく理解することが、ビジネスひいては人間関係を成功させるうえで、大きな意味を持っているというのである。

著者は、日本ではまだ数少ない国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの1人で、株式会社コーチA取締役副社長を務める、我が国随一のビジネスコーチ、鈴木義幸。本書はそのコーチング研修の大人気セッションを紙上公開したものだ。

本書で説かれている4つのタイプは、CSI(Communication Style Inventory)と呼ばれる手法による分類で、自分がどのタイプに当てはまるかは、前半部分のテスト、あるいは説明から類推できる。おもしろいのは、あまりに分類が的を射ていることと、タイプ別の相性や、コミュニケーションのコツが詳細に示されている点。なぜか相性が悪い、反応が悪い、思い通りに動いてくれない上司や部下に対しては、本書で提案されている方法を試してみるといいだろう。ビジネスに限らず、人間関係を円滑にする潤滑油として、また自分の仕事の適性を見極めるためのヒントとして、広くすすめたい1冊である。(土井英司)


Amazonの本の内容紹介が土井英司さんだ!

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図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (大型本)鈴木 義幸 (著)

なぜタイプ分けをするのでしょうか? それは、人を理解し、コミュニケーションをとっていくためです。本書では、コーチングの手法である、コミュニケーションスタイルによる4つのタイプ分けについて、図解入りで解説しています。 タイプ分けによって、自分とは違う価値観、感じ方、行動のしかたを知ることができ、より良い人間関係を築くきっかけとなるでしょう。


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「理系人間」との仕事術 (単行本(ソフトカバー))諒 純也 (著)

本書は「理系」と「文系」の間にある高い壁を取り去り、お互いが協力し合って最高のパフォーマンス、最高の結果を出すためのノウハウを紹介する本です。

「理系の人間はよくわからない!」
こう思う「文系人」は決して少なくないはずです。
その最大の理由は「理系」には「文系」には理解しがたい側面が存在するからです。
・周囲の目を気にせず服装にまったくこだわらない
・飲み会で気がつくといつの間にかいなくなっている
・どうでもいいことにやたらと興味を示す などなど。
一見するとどれも他愛のない言動に思えるこうした姿が「文系」には時として「変人」と映ります。そのため両者がプロジェクトを組んでも双方相容れず思うように前へ進めません。

理系は『生みの親』文系は『育ての親』
理系にとって製品は「作品」であり、自分の血を分けた子供であるのに対し、文系にはどうやってこの製品を売ろうか、という完成した後が大事なのです。つまりどの様に育てるかが問題なのです。

「文系人」が「理系人」とうまくやっていくにはこの『生みの親』の心境を理解し、気持ちよくしてあげればいいのです。
本書では、そうした心境の理解の仕方や接触方法の事例を挙げながら解説していきます。

また、既存の「理系」の本が単に「理系人」の「変人」の部分に焦点を当てているだけであったのに対し、本書では「文系人」がどの様に接するべきかの視点を満載しました。