メール道
素晴らしい。
ページをめくるごとに徳が積まれるような気がした本。
以前
Passion For The Future: メール道
・Passion For The Future: 無敵会議第8回 「Re:会議」 満員御礼に感謝 報告第2弾
を読んで妙に気になってた本ですが、やっとご縁があって読むことができました。
(普段行きつけの本屋には置いてなくて、普段はあまり行かない書店にたまたま行ったら置いてました。ツイてる!)
タイトルも普通の「メール入門」とは違いますが目次も一味違います
第一章 私のメール道
第二章 メール道で得られるご利益
第三章 心得編
第四章 事前準備編
第五章 実践作法編
あとがき メール道の先にある道
ブログもあります。
・メール道 > 電子メールの礼儀作法
最近では、さすがに電子メールを使うのも苦労するという方は少なくなってきたかと思います。
しかし、せっかく出すのですから、好印象のメールを送りたい、受け取りたいものです。
とくにこれから、転勤や新入社員を迎える時期ですので、自ら模範となる暖かいメールを送りたいものですね。
本書で特に共感できるのは「書き加える1行が心をあたためる」というくだり
ビジネスの場での電子メール、特に社内メールでは用件のみで済ませることが多いと思いますが、そこに1行を付け加えることでお互いの心が温まると言う話。
たとえば、
「先日の打ち合わせでは咳き込んでらっしゃいましたが、その後はいかがですか?」
と、こんな具合。
無理な納期で仕事を依頼してる場合は逆効果かもしれませんが…
あと、言い回しの実例も参考になりました。
・デザイナー探してます
・お顔の広いところで、デザインに詳しい達人をぜひ!
・5月8日貴社にて打ち合わせ
・5月8日久しぶりに貴社にて打ち合わせです。再開できるのが楽しみです。
同じ内容ですが、上段と下段では相手に与える印象はずいぶん違うものになるでしょう。
先方との関係や企業風土の違いでケースバイケースかと思いますが、私は下段の方が好みです。
一度読んだだけでは、この本の内容を消化しきれるものではないが、実践していくように心がけたい。
人生という限られた時間の中で、せっかく出会ったご縁を大切にしたいですね。