カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~

タイトルは「カルトになれ!」と過激
本の帯も「顧客を洗脳しろ!信者にしろ!」と過激

世の中のある種の会社・ブランドには「信者」「伝道師」と言われるほどの熱狂的なファンがいます
例えばこの本の中にも出てくる
・ハーレー・ダビットソン
・フォルクスワーゲン
・WWE(アメリカのプロレス団体)
・アップル・コンピューター
・スタートレック
・Vans
・リナックス

などがあります。

ちなみに私もアップル・コンピューターとWWEは信者(笑)として活動したことがあります。
アップルといえば関係ないですが、アップルジュースはシャイニーというブランドがうまい。
これも伝道師として活動したことが少しある。
りんご100%シャイニーアップルジュースねぶた缶
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(むつ松木屋も楽天に店を出していたとは…)

余談はさておき、顧客が自社を勝手に応援してくれて広めてくれたらこんな楽なことはないだろう。
本書ではそのための方法として
・人は他人とは違っていたい
・「大胆さ」と「強い意思」を持て!
・「ライフスタイル」を売れ!
・「伝道師」を生み出せ!
・クラブを生み出せ!
・顧客を選ぶな!
・ノスタルジアを売れ!ライバルからパワーを引き出せ!
という7つのルールを紹介している。

タイトルや方法論は過激ですが、言い方を変えると
「商売で重要なのは、お客様にごひいきにされる事」
とも言えます。

色々な方法論はあるにしろ、お客様から好かれ、信頼を裏切らない、というのが大事なことだと思いました。

プロローグでマズローの欲求段階説が出てきたので、ずっとこの調子なのか!?と、思ったら中盤以降は実際のブランドが実例で出てきてわかりやすかった。

個人的にはWWEがNYの地方ブランドから全米に展開するまでの過程がわかりやすく解説されてるのがGood!
そして、WCW崩壊以降のWWEがめっきり面白くなくなったのも同意。

カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~
カルトになれ!~顧客を信者にする7つのルール~

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