Amazon.co.jpカスタマーズ・チョイス

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amazonで新しい賞ができたみたい。
第1回Amazon.co.jp カスタマーズ・チョイス発表!

amazon.co.jpカスタマーズ・チョイス


作家や出版業界関係者が選考する賞は数多くあるが、書籍の最終的な受け取り手である読者が選ぶ賞というものが見当たらない――。Amazon.co.jpではお客様から寄せられた声に応えるべく、2005年7月7日に「Amazon.co.jpカスタマーズ・チョイス」を制定、開始します。
同賞を設けることにより、お客さまにとって書籍がより身近になるだけでなく、リアル、オンラインの垣根無く、出版業界の活性化につなげていければと考えています。



選考方法について
Amazon.co.jpでの書籍の売り上げや、お客さまのアクセス傾向をはじめとする、さまざまな反応・評価を分析したアルゴリズムを活用し、客観的に受賞作を選考、決定する、きわめて読者よりのセレクションです。
本賞では、「フィクション」、「ノンフィクション」、「こども」 の3部門において、毎月部門ごとに1タイトルずつ受賞作を選定、毎月第1木曜日にAmazon.co.jpのサイト上で発表します。


記念すべき第一回の受賞作は
●フィクション部門
半島を出よ (上)

●ノンフィクション部門
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

●こども部門
ちびくろ・さんぼ


まあ、妥当な選択でしょうか?
ちびくろ・さんぼは、よくわかりませんが、半島を出よ (上)さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学はamazonだけでなく普通の書店でも売れてますからね。


で、この受賞作に対してのamazonのコメントが面白いです。
半島を出よ (上)


Amazon.co.jpから
通常、この手の大型小説では、発売されてからすぐ上巻だけを購入し、しばらくしてから下巻、という傾向が強いのですが、本作の場合、上下巻合わせて900ページを超えるボリュームにも関わらず、上下巻一緒に購入されるお客様の割合が92%に達しています。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学


Amazon.co.jpから
2月に発売された本なのに、2月より3月、3月より4月、4月より5月、そして6月もと、月を重ねるたびにどんどん売り上げ数を伸ばしています。


ちびくろ・さんぼ


Amazon.co.jpから
復刊されるニュースが発信されてから、実際お客様のお手元に届く前までに、約2000冊の予約を受付けました。

作品の内容に対するコメントが一切ないのがいさぎよい。
また、あまり売り上げ等の具体的な数字を出さないと言われるamazonが数字を出してるのが意外。


で、私も少し思うこと
●上下巻の本を買うときは、なるべくなら一緒に買ってほしい。
 上巻しかなかったり、下巻しかないとちょっと困る。
 1巻から10巻までの本を買うときに、1巻だけないと「キーーーー!」となる。
 心が狭いね。
 
●最近のベストセラーは版を重ねるごとに売り上げが伸びる傾向にあるような気がします。
バカの壁とかね。
それ自体がまさに「バカの壁」と、著者の養老博士に言われそうなので、怖くて買えないです。

●Amazonでちびくろ・さんぼと一緒に買われてる本がシナの五にんきょうだい
どちらも、いい絵本と思いますが、なぜその2冊を一緒に買うのだ!
もっと、当たりさわりのないタイトルの本を買えないものかと。


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