数学が教えてくれた お金の法則

色々なお金の法則を数式を使って考える。


1 金利のことは「累乗」で考える
2 人生のことは「数列」で考える
3 リスクのことは「バラツキ(確率分布)」で考える
4 将来のことは「期待値」で考える
5 儲けのことは「現在価値」で考える


第一章でお金の増え方はかけ算的に増える事が圧倒的に多い。とあって、最近鮒谷周史さんの仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させるを読んだのでピン!ときて購入。

最近では企業の年金も確定給付型年金から確定拠出型年金への移行が進んだり、低金利の中での投資ブーム、終身雇用制度の衰退など、個人でもお金のこととは無関係ではいられません。

以前はある程度まじめに働いてサラリーマンをやっていれば、それなりに貯まったり老後も安心して暮らせたのかもしれませんが、最近ではどうも真面目にお金と向き合わなければいけないような時代になってきています。

なので、基本的な金利計算などは自分でも出来るようにしたおいたほうがいいかもしれません。
この本の中に出てくる数式はどれも簡単なものなので、エクセルや関数電卓の練習やリハビリにちょうどいいかも。

数式や数学が苦手でも基本的な考え方は学んでおいたほうがいいかも。


金融広告を見るポイントを詳しく解説してる本には
金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか光文社新書吉本 佳生 (著)

があります。

こちらは数学的な計算もありますが「大事な事は小さく書いてある」など、実践的なテクニックも満載です。


後、お金は基本的に数字ですから、数学の法則にそって動きますが、それを動かすのは人間。
この人間という存在が非常に厄介。
お金に関する人間の不思議な行動については行動経済学の名著

人はなぜお金で失敗するのか日経ビジネス人文庫

がおすすめ。

ところで、余談ですがこの数学が教えてくれた お金の法則の著者の石橋省三氏は
総理大臣で勲一等の石橋湛山のお孫さんみたいですね。

石橋湛山 - Wikipedia

ありがたい感がアップしました。

数学が教えてくれた お金の法則
数学が教えてくれた お金の法則

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか光文社新書
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人はなぜお金で失敗するのか日経ビジネス人文庫
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