今日は斎藤一人さんの第一作目の「変な人が書いた成功法則」です。
この本は人生の考え方の話と商売について書かれています。
ただし、題名でも分かるように一般的な成功法則の本とは少し違います。
まず、文体が口語体で非常にやさしく書いています。
「7つの習慣」などの外国の本は非常に厚く小さい字で難しいことが書いてありますが、この本は文庫本になる前の単行本だと字も大きく非常に読みやすいです。
私はこの本を最初は図書館から借りて読みました。
最初は、字も大きくて内容も一見オカルトチックな事が書いてあるのでイマイチと正直思いました。
(オカルトチックの件は実は前書きに説明があったのに私が読み忘れていただけでした。)
ところが、2作目の講演のCD付きの本を読んで(聞いて)ビックリしました。
いいんです。本当に。いっぺんにファンになりました。
そして、もう一度、その講演CDの声を思い出しながら、この本を読んでまたびっくりです。
いいんですよ。不思議なことに。
ということで、もしかしたら好き嫌いが分かれる本かもしれません。
ただ、商売やってる人や接客やってる人にはぜひ読んで欲しいです。
とくに小さな町の商店やってる人にはぜひ読んで欲しい。
商売に対する考え方や人に対する接し方から人生に対する考え方まで、真似して損することはありません。
逆に商売やっていないと分かりづらい面も多々あるかもしれません。
私も技術者だった時に、これを読んだら「なんだ!」って思ったかもしれません。
きっと「愛想なんか良くしたって意味がないんだよ!」「個人の考え方で物理の法則は変わらないんだよ!」なんて、思ったに違いありません。
ということで、すこし癖のある本ですが、私はこれで確実に商売人として良い方向に変わりました。
変な人が書いた成功法則
参考リンク
銀座日本漢方研究所創設者 斎藤一人