銀座日本漢方研究所創設者の斎藤一人さんの変な人の書いた買ったら損する本です。
この本の帯には
商人のための本です。
商人以外の人が読んでもつまらないと思いますから買わないでください。
と、書いています。
逆に言えば商人は必読と言えると思います。
特に個人商店や小さい規模のお店の人には、ためになると思います。
ただ、「愛のある言葉を言おう」「笑顔が大事」「あいさつをきちんとする」「人の悪口は言わない」など、商人以外でも人間として当然のことが書いています。
本の内容は、前半が商売についての話、後半が人生についての話となっています。
大部分は質問に斎藤一人さんが答える形となっています。
インタビュアーの方の名前は直接は出てきませんが途中で「清水さん」と出てくるので、多分★読書のすすめの清水さんだと思います。
私は、第一章の「大手企業の中小企業への参入について」を読み驚きました。
内容はともかくページ数が2ページしかありません。
もう、これ以上はないと言うくらい簡潔に書いています。
逆に大手企業に勤めてる方は、ここを読めば中小企業を叩き潰すコツがわかります。
ところで、私が何でこんなに「斎藤一人」さんの本を紹介するかと言うと、内容や実行することが簡単なんです。
完璧に実行するのは難しいかもしれないけど、話としては簡単です。
他の「7つの習慣」とかは、書いてある事も難しいし、実行するのも難しい。
斎藤一人さんの本は単純です。
たとえば、「商人は笑顔でいるんだよ」です。
これほどまでに、単純で完璧な商人の成功法則があるでしょうか?
私は、今の仕事の前は技術系の公務員をやっていて、その職場では仕事中に表情を変えることが、あまり好まれない職場でした。
たとえば、業者の人が「入札価格はこの辺でしょうか」なんて聞いてきた時に、表情を変えてしまうと相手も海千山千ですから、すぐに価格がばれてしまうのです。
ということで、私は笑顔がまだまだ苦手です。本を読まなきゃ、こんなことも知らないし実行できないというのは非常に恥ずかしいです。
でも、昨日よりは、今日の笑顔はすばらしい。
今日よりは、明日の笑顔はすばらしい。
そう心がけて、頑張っていきたいと思います。
変な人の書いた買ったら損する本