MMRの講談社プラチナコミック(KPC)版第2弾の「ノストラダムス大予言の恐怖」を買いました。
残念ながら、プラチナコミック版の特典は特にないですね。
他の本だと、例えば「エースをねらえ」だと「お蝶婦人なりきり講座」などがあったと思うのですが、何も無しです。
残念。
地方なので発売日より一日遅く発売でした。
その間、しっかりと
・人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか
・カルト資本主義―オカルトが支配する日本の企業社会
で、勉強。
どちらもだいぶ前に読んだ本だったけど、カルト資本主義に書いてあったことで
ソニーのAIBOの開発者でソニー上席常務の土井利忠さんと作家の天外伺朗さんが同一人物だと知った時は衝撃だったな。
天外伺朗さんの主な著作
・宇宙の根っこにつながる瞑想法
・「超能力」と「気」の謎に挑む―〈宇宙のしくみ〉の根本原理に迫る
・宇宙の根っこにつながる生き方―そのしくみを知れば人生が変わる
・ここまで来た「あの世」の科学―魂、輪廻転生、宇宙のしくみを解明する
大企業の取締役の方がこういう本を書いているのも衝撃でしたが、現在は公表してるんですね。
参考:
ITビジネス&ニュース:IT最前線:「ロボットは人生のパートナー」―土井利忠ソニー上席常務に聞く
ちなみにこの「カルト資本主義」は、1997年の出版で7つの章からなっています。
第1章 ソニーと「超能力」
第2章 「永久機関」に群がる人々
第3章 京セラ「稲盛和夫」という呪術師
第4章 科学技術庁のオカルト研究
第5章 「万能」微生物EMと世界救世教
第6章 オカルトビジネスのドン「船井幸雄」
第7章 ヤマギシ会―日本企業のユートピア
その7つに共通する特徴として、著者は
・オカルト的な神秘主義を基本的な価値観とする
・西洋近代文明を否定する態度を示し、そのアンチテーゼとしてエコロジーを主張する
・個人を軽視し、全体の調和を重視する
・情緒的・感覚的であり、論理的・合理的でない。
・バブル崩壊後、急速に台頭してきた
などを挙げています。
結構、他にも有名な企業の社長さんは信心深い人多いですよね。
経営のトップは孤独なので、なにかにすがりたくなるんでしょうか?
それとも、ここにも秘密組織や国家的陰謀やノストラダムスが関わってくるんでしょうか?
ただ、本当に不思議なことに、最初普通でも大物になるにつれて、精神世界方面にハマる人って多いですよね。
なぜ?
私は、当分大物になれそうもないです。