非常にセンセーショナルなタイトルですね。
最近神田昌典さんの
・お金と英語の非常識な関係(上) CD付
・お金と英語の非常識な関係(下)―お金儲けネタ全情報源付
に、読む前から影響を受けてアメリカの未翻訳の書籍をamazon.comで探してました。
それで、ターゲットをAmazon.com: Personal Finance Top Sellersからいくつか絞っていたのですが、上位にいながらも日本では翻訳がまだないThe Automatic Millionaireに決定。
百式の田口さんが以前「ヌーベルブログ:346円: ちょっと待て!その一口が・・・で紹介していて「ちょっと待て、その一口が○○になる!」というWebアプリまで作る力の入れようです。
著者の前作「かしこいカップルが最後に笑う ― 2人で4倍豊かになる9ステップ」が余り話題にならなかったのもポイント高し。
で、結論を言うとこれ翻訳で最近出たんですよ。
自動的にお金持ちになる方法-オートマティク・ミリオネア-というタイトルで。
ついてる?!
結構燃えてたのに。残念!
ひそかに、ほっとした斬り!
(波田陽区風)
アメリカのこの手の金持ち本といえば、ロバートキヨサキさんの金持ち父さん貧乏父さんやロバート・アレンの実践億万長者入門 ― 生涯続く無限の富を得る方法やトマス・J・スタンリーのとなりの億万長者―成功を生む7つの法則等が有名ですね。
どれに近いかといえば、となりの億万長者に近いですね。
少しケチケチ系です。
理論は単純で
「入ってきた金より、多く使うな」と、言う事ですね。
やせたきゃ食べるな。
禁煙したけりゃ、煙草吸うな。
と、同じ論理ですね。単純明快。
で、この本前述の通りアメリカの本なんですが、よく「海外の事例だから日本は事情が違う。だから、同じようにはいかないよ」ということが言われますね。
しかし、この本を読むと「日本のほうが簡単かなー」という気もします。
その理由として
・給料天引きや自動引き落としが発達している
・アメリカほどカード社会じゃない。
この二点ですね。
あらかじめ、必要な額を天引きで貯金して、残ったお金で生活して、絶対クレジットカードを使わない。
これで、自動的に大金持ちになれます。
なので、自動的にザクザクお金が入ってくると言うよりは、自動的に貯金できると言う本ですね。
と言うことで、サラリーマンでも十分大金持ちになれます。
この本の中の資産によると毎日のラテ(ラテマネー:日常的な無駄遣い)を節約するだけで生涯で二億円!以上も資産ができるそうです。
まあ、2億円あったらお金持ちと言ってもいいでしょう。
多分、「金持ち父さん、貧乏父さん」の方が、書いてある事はセンセーショナルだし、金持ちになるには自分のビジネスを持てと書いてるので、逆に金持ちになれないのは自分のビジネスを持ってないからなんだなと、納得でき一般的なウケはいいと思います。
しかし、この本のように「サラリーマンでも金持ちになれるよ」なんて書かれると、金持ちになれないのは自分のせいなのでウケは悪いと思います。
昔ガンダムのたしかシャアのセリフに
「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちと言うものを・・」
と言うのがあったと思いますが、
金持ちになれないのは自分自身のライフスタイルに問題があるというのは、認めるのが辛いですね。
私の場合のラテマネー(日常的な無駄遣い)は、
・たばこ
・缶コーヒー
・バーボン
・ビーフジャーキー
・ミミガー
結構ありますね。
パチンコや競馬等のギャンブルをやらないのがせめてもの救いですね。
宝くじも買わないし。
(「バカにかかる税金」と、何かの本で読んでから絶対買わなくなった)
成功本もラテマネー(日常的なムダ使い)にしないように有効に活用したいものです。