原題はThe Seven Spiritual Laws of Success
直訳すると、「7つのスピリチュアルな成功法則」
先日、図書館で天外伺朗さんの宇宙の根っこにつながる生き方を読んでたら「アメリカの成功哲学の本家本元はヴェーダ哲学なのです」と書いてありました。
そんな訳で、一冊くらいヴェーダ哲学の本を読もうと思ったのですが、何を読めばいいのか皆目見当が付かない!
そんな時にたまたまこの本の前書きに「チョプラのベースは正統なヴェーダ哲学です」とあったので「ツイてる!」と思って購入。
150ページくらいのそんなに厚くない本なのですが、中身は濃いですね。
大体「原因」と「結果」の法則位のボリュームでしょうか。
7つの成功法則は以下の通り
1 純粋な潜在力の法則―宇宙のあらゆる可能性を秘めた力
2 与えることの法則―受け取ることより大切なもの
3 「カルマ」または原因と結果の法則―起こることすべてに意味がある
4 最小限の努力の法則―自然の法則に従って成果を生む
5 意図と願望の法則―明確な目的と夢が人生を変える
6 執着しないことの法則―結果へのこだわりを捨てる
7 「ダルマ」または人生の目的の法則―"自分にしかできない"ことに気づく
こうやって、箇条書きにすると非常に味気ない。
今回読んだときには
1、純粋な潜在力の法則 の「裁かない(価値判断しない)こと
4、最小限の努力の法則 の「抵抗のない道に従う」
あたりにフムフムとうなずきましたが、この本はその時々の自分の状況や考え方によって印象に残るところが違いそうです。
あと、「対象思考より自己思考」という項目がありますが、これも実は成功法則の隠れ定番ですね。隠れてないか?
マズローの本や7つの習慣でも強調されてます。
スピリチュアル系ということで、もっと非常識なことを書いているかと思ったらそうでもなかった。
ある意味残念。
でもツイてる!
明日から直接的に仕事がテキパキはかどるようなノウハウ本ではありません。
森の中で小鳥のさえずりを聞きながらとか、海辺で潮騒の音を聞きながら読みたい感じですね。
私は昨日たまたま、NHK教育テレビで宇宙の映像を流してたのでツイてた。
バックには組曲惑星ジュピターが流れてた。
これも、ツイてる。
この本も内容からすると「原因」と「結果」の法則位売れてもいいと思います。
しかし、私は今日は裁かないのです。
あるがままに受け入れるのです。
あまり売れないのも、そういうことになってるのです。
この本では古来のヴェーダ哲学を基礎として、量子力学やシステム科学の領域に踏み込んでいきます。
その流れで、フィールド 響き合う生命・意識・宇宙も読んだけど、これは難物だった。読むのにものすごく時間がかかった。
チョプラの新作の迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶うを読めばよかったかなと少し思ったり。
実現くん: 願望実現の技術の
実現くん: 宇宙観と願望実現
実現くん: 自然とのコミュニケーション
のエントリを読んだ方が参考になるかも。