ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬るが復刊です。
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●常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学
とタイトルも新しくなって4月28日に発売です。
この本も、絶版となって古本市場で定価の10倍以上の値段が付いていたときもありましたからね。
探していた方には朗報ですね。
逆に高値で買った方は…… お疲れ様でした。
この本が、なぜこんなに高値になったかといえば、やはり某カリスマ実践マーケッターの影響が大きいのではないでしょうか?
この本の原著者のDan Kennedyさんは、米国のマーケッターとしてThe Ultimate Marketing PlanやThe Ultimate Sales Letterなどの著者としても有名です。
しかし、多分その某カリスマ実践マーケッターが日本で広めなければ、こんなに有名にはならなかったのではないでしょうか?
だって、普通の中小企業の経営者の方で、米国のマーケッターの事情に精通してる人は少ないでしょう。多分。
精通してたら、逆にちゃんと自分の仕事してるのか不安になりますよ。
で、このビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬るは、どういう内容だったかといえば、目次を引用すると
「ポジティブ思考」のウソ
「生まれながらの才能」のウソ
「いまどき大学くらい出ていないと」のウソ
「謙譲は最大の美徳」のウソ
「礼儀正しくあれ」のウソ
「クリエイティブであらねばならない」のウソ
「継続は力なり」のウソ
ビジネス書によくある三つのウソ
「お客様は神様です」のウソ
「元手がなければ話にならない」のウソ
となっています。
この目次を見て、「あれ、どこかで見たような…」と思った方は鋭い。
そう、神田昌典さんの非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣と言ってる内容はかなり近い部分があります。
この辺を、「パクリ」と取るか、「米国の最新の理論をわかりやすく、日本の事情に合わせて紹介してくれた。ありがとう」と取るかは人それぞれかと思いますが、大抵の日本人は洋書をスラスラ読めるわけではないので、まあ良いのではないでしょうか。
少なくとも私は助かりました。
さて、その常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学も、先日のハイパワー・マーケティングと同様金森重樹さんが監訳者ですね。
さすがに、いいところをついてきますね。
すでに、amazon.co.jp等ではトップ10入りしています。
次はゲリラマーケティングあたりの本が復刊してくれると嬉しいなー。
常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学
ダン・S・ケネディ (著), 金森 重樹 (編集), 池村 千秋 (翻訳)
成功したけりゃルールを破れ! ――はじめに
第1章「ポジティブ思考」のウソ
第2章「生まれつきの素質がないと」のウソ
第3章「大学くらい出ていないと」のウソ
第4章「謙譲は最大の美徳」のウソ
第5章「礼儀正しくあれ」のウソ
第6章「クリエーティブであるべし」のウソ
第7章「継続は力なり」のウソ
第8章「運なんて関係ない」のウソ
第9章「急いては事をし損じる」のウソ
第10章「仕事と遊びははっきりわけろ」のウソ
第11章「ハイテク万能主義」のウソ
第12章「お客様は神様です」のウソ
第13章「リッチになるには時間がかかる」のウソ
第14章「元手がないと話にならない」のウソ
第15章「商品が良ければ売れる」のウソ
第16章「マーケティングの常識」のウソ
第17章「マネジメントの常識」のウソ
第18章「無用の変革は禁物」のウソ
第19章 常識破りの成功者たち