トイレ掃除をすると、運が良くなったり、いい事があるという話。
まあ、かなりまゆつばですが…
家を綺麗にするのは悪い事ではないし、小林正観さんが書いてるのでモチベーションを上げるためにも読んでみた。
私は元来整理整頓が苦手です。
しかし、磨き掃除などは、やり始めると止まらない派です。
洗剤の組成や効能なんかも、かなり興味があるほうで、深夜の通販でCMをやっているような洗剤にも興味津々。
ホームセンターなどで見かけるとつい買ってしまう。
特に車雑誌の「くるまにあ」に福野礼一郎氏が車のケミカル類について連載していた頃は、もう試したくてしょうがなくて、家中をクイックブライトで洗浄してましたね。
と、半信半疑で読み始めたものの、どうにも信じられないような事ばかり書いてある。
トイレ掃除をして、宝くじ当たっただの、素敵な人にめぐり合っただの、子宝に恵まれただの、株が上がっただの云々。
トイレ掃除をして、素敵な人にめぐり合えたり、株が上がるのはありえるような気もする。
家を綺麗にしてると、人間関係も変わって、素敵な人に出会えたり、いい情報源と出会って株が上がるかもしれない。
でも、宝くじや子宝はちょっと信じられないなぁ。
まあ、投稿してる人は事実を書いてるだけでしょうし、実際良い事があったなら結果オーライですけどね。
それより、巻末のトイレ掃除の仕方の方が興味深かった。
重曹の使い方や、松井棒(松井一代が掃除のときに使う棒)の作り方とかね。
しかし、それなら最初から掃除術の本を買ったほうが良かったか…
話半分に読めば掃除へのモチベーションは上がるので良い本だと思います。
ただ、子宝に恵まれず困ってる人はどうでしょう?良くわかりません。
あと、Amazonのレビューにあった
しかしトイレ掃除を数ヶ月して当たった宝くじの当選金額を聞くと、時給800円のコンビニで1日7時間働けば2日で稼げる金額です。世の中そんなに甘くないようです。
を読んで、俺と似たような性格の人はいるもんだな、と。
ちなみに最近
●ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ
も読みましたが、ドイツではトイレや水周りのきれいさは、その人の知的水準を表すそうです。
まあ、そんな事言われずとも、こんな本読まなくとも、家の中は綺麗にしておくべきでしょう。
整理整頓は能率アップに繋がりますし、綺麗にしておくと気持ちがいいですからね。
どうしても、モチベーションが上がらない方は、こういう本でモチベーションを上げるのも一興でしょう。
ちなみに今のところ金運アップの兆しは特になし。
まだまだ磨きが足りないな。