「超」手帳法 野口 悠紀雄 (著)

「超」整理手帳シリーズの影響か野口先生は手帳の本も書いていると思っていたのですが、意外な事に手帳術の本は初めてでしょうか?
タイムマネジメントや仕事術の本はありましたけどね。
「超」整理法〈3〉タイム・マネジメント
「超」発想法
とか。

そんな野口先生の満を持しての一冊だけにアツイです。
どの位熱いかと言えばアイデアマラソンの樋口先生くらいアツい!
良くわからないたとえでごめんなさい。

特に第三章の「メモ」に関してがアツい。

メモを適切に取れる体制を作っておけば、生活が豊かになる。
メモを取らなくても発想はできるが、メモを取っていれば積極的になる。
メモから新しい人生が始まるのだ。
メモノートを持っているのは、人生を積極的に生きている証拠だ。

メモを取る人は、生活が豊かで積極的で勝ち組!

とでも、言わんばかりのアツさです。

第一章の冒頭で「夢手帳」や「目標達成手帳」に

私は極めて懐疑的だ。

と、紳士的ながらも最大限の批判をしてるのとはえらい違いです。

メモ術の章は端的に言えば
「いつでもどこでもメモしなさい」
という話ですが、暗号化メモ術の話題まで出す熱の入れよう。

思わず引き込まれます。

他に、時間管理としては

として、

スケジュール帳は真っ白に、メモ帳は真っ黒に

となる状態が理想としています。


自分の開発した「超」整理手帳の宣伝臭がほとんどしないのもgood。
第6章が「超」整理手帳のパートですが、宣伝臭いというよりは、それまでの実践的なノウハウから編み出された手帳という事を考えるとむしろありがたいですね。


野口先生の「超」整理法から、知的生産や仕事術のノウハウを学んだりヒントを貰った方も多いと思います。
またその道に目覚めた方も多いと思います。

そういう方々の期待を裏切らない一冊だと思います。


今年こそは「超」整理手帳買わないつもりだったけど、やはり買ってみようかな。
毎年同じ事言ってますが…


「超」手帳法
「超」手帳法
野口 悠紀雄 (著)
ミリオンセラー『「超」勉強法』『「超」整理法』の著者 待望の手帳本!

やっとわかった!本当の「手帳の使い方」
「なんとなく」だからダメだった。使い方次第でこんなに変わる

●「竜宮城シンドローム」とは?
●メモ魔になれば脳が活性化する
●手帳とPCをリンクさせるのは簡単だ
●究極の目的は「手帳を白くする」こと
●「超」整理手帳の秘密


「超」整理手帳2007スペシャルBOX
「超」整理手帳2007スペシャルBOX
読み物と、オリジナルカラー(グレー)の手帳がセットになったスターターズキット
32ページの記事には、作家平野啓一郎氏のインタビューも掲載。「時間を面積でイメージする」というテーマで、間管理の新たな視点を提示してくれる

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