先日創刊した朝日新書の一冊。
Amazonの説明に
一日10~20冊を読み続ける斯界きっての「新書読み」、宮崎哲弥の新書評
毎月60~100冊を読み続ける斯界きっての“新書読み”宮崎哲弥の連載(月刊誌『諸君!』)を書籍化。
読書量の秘密も知りたかったので購入。
上と下で計算が合わないけど、まあそんな細かい事は気にしない。
ちなみに、月刊誌「諸君」で
「毎月20日までに発売された新書を完全読破する」というコンセプト
で「『今月の新書』完全読破」という連載を宮崎氏はやっていたということです。
それで、こんなに読んでいたのですね。謎は1ページ目で解けてしまった。
ジャンル別にBest,Better,Worstな新書を紹介。
外れを引かないためにも、Bestで紹介された新書の解説を重点的に読もうと思ったが、Worstが面白すぎ。
主に疑似科学系の本がWorstでメッタ斬りにされています。
元々BestよりもWorstの方が筆に力が入っているような気がするし、人間は不思議と極端にけなされると興味を持ちますね。
全然関係ないけど、日本一まずいラーメン屋「彦龍」にも行ってみたいし。
参考
・“日本一まずい”ラーメン店のブッ飛びブログ大盛況:ZAKZAK
・彦龍の憲彦さん - livedoor Blog(ブログ)
・G.H.O. 日本一マズイラーメン屋
・笑い豚: 日本一まずいラーメン屋!
・笑い豚: 日本一まずいラーメン屋(食べちゃった編)!
Worst本の解説の一部
・滅茶苦茶な記述
・思わず脱力
・失禁を禁じえない
・「と学会」の本でも読んでから出直して来い
・疑似科学と呼ぶには疑似科学に失礼
・誇大妄想以外のなにものでもない
・デタラメの極み
・無益有害の書と言えば過言か?
・時流に合わせて捏造したものだ。
こんな事書くくらいなら無視すればいいと思うのですが、やはり書かずにはいられないんでしょうね。
そして私も読まずにはいられなくなります。
多分Bestに取り上げられた本よりも、Worstに取り上げられた本のほうが、その後の私の購買率は高そうです。
逆に持ち上げているので読みたくなったのは
「ローレンス レッシグよりは白田を読めと言いたい」
とまで言わしめた白田 秀彰のインターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門です。
あと、この新書365冊と新書百冊はかぶりが少ないそうです。
傾向としておおざっぱに言えば新書365冊は最近のものが多くて、新書百冊は古典的なものが多い感じ。
もちろん両者の専門や読書傾向も違いますけどね。
後、後半のインタビューより
朝日新書で本出しておいて言うのもなんだけど、新書ブームは終わったんじゃないかというのが私の実感
朝日新書創刊したばかりなんですが…
率直な物の言い方する方ですね。
高感度アップしました。
新書365冊
宮崎 哲弥 (著
新書百冊
坪内 祐三 (著)
岩波新書の歴史―付・総目録1938~2006
鹿野 政直 (著)