最近の新書ってタイトルが扇情的で、タイトルだけで思わず買ってしまいそうになりませんか?
買ってしまいそうになると言うより、実際に買ってしまってるわけですが…
例えば、今月発売になったNHK出版のタイトル
・難民世代―団塊ジュニア下流化白書三浦 展 (著)
・安心して絶望できる人生向谷地 生良 (著), 浦河べてるの家 (著)
・日本経済に関する7年間の疑問
・脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める築山 節著
・「愛情説法」走る!
・「流行語大賞」を読み解く木下 幸男 (著)
「難民世代」「絶望できる人生」「○○に関する○年間の疑問」「○○のための○個のなになに」
こういうタイトルの付け方や話題って何かに似てるなぁ、と漠然と考えていたのですが
はてブの上位人気記事のタイトルの付け方と似ていますね。
・はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク
新書のタイトルも段々とエスカレートしてスポーツ新聞みたいになっていくと面白いですね。
「松井メジャー今期限り」と表紙にあって、帯を取ると「なら巨人ファンは嬉しい」とか。
帯を取ると別な意味のタイトルになる表紙ってあれば面白いですよね。
それにしても最近の新書の売れ筋は暗い系が多いですね
・若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
・格差社会―何が問題なのか
・下流喰い―消費者金融の実態
・搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!
・サラリーマンは2度破産する
どこかに暗くなければ困る闇の勢力でもいるんでしょうか?
でも、私も怖いもの見たさで読んでしまいます。買ってしまいます。
難民世代―団塊ジュニア下流化白書
人口の多さゆえに、受験、就職、結婚と人生の節目のたびに「難民」を生んできた団塊ジュニア世代。そんな彼らの不安を取り除かなければ、日本に未来はない! 誕生から現在までの彼らの「現実」を、改めてデータから解析する。
安心して絶望できる人生
北海道にある統合失調症などを抱える人たちが暮らす共同体、浦河べてるの家。ここでは自分の病気を研究する「当事者研究」が盛んだ。精神病を抱えた人たちが、自分で自分の助け方を見つける。病気なのに心が健康になってきた!
日本経済に関する7年間の疑問村上 龍 (著)
インターネットの急速な普及、デフレ、人口減少等の事態は、組織を、個人を、そしてメディアをどう変えていったのか。激動の7年を外部からの視点で振り返る。メールマガジン『JMM』の週刊リポートをテーマ別に再編集。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める築山 節 (著)
最近、なんとなく頭がぼんやりしている-。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、生活の改善である。すぐに実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。