ブログで売れる書評を書きたいあなたにおすすめの一冊
先日創刊になったばかりの幻冬舎新書です。
同じ著者の「知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る」が、面白かったので予約して購入。
毎月の締切50本のほか、有料メルマガ、ネット通販と、「書いて稼ぐ」を極めた著者が、そのノウハウを全公開。トラブルを招かないメール文、上司を説得する企画書、読者を中毒にするブログなどを書く「手の内」を明かす。
読者を中毒にするブログの書き方というのに興味があったのですが、それよりも書評の書き方が参考になりました。
著者の言ういい書評とは
・本を買いに走りたくなる
・エッセイ自体が面白い
のどちらかを満たしている必要があるということ。
両方を満たすとなお良い感じですね。
私もこの考えた方には同意です。
だから
・本を買いに走りたくなる書評
ということであれば、
・あの神田さんが絶賛した本!
・ヤフオクで高値だった幻の本
・皇太子様が読み聞かせしてる本
ということだけでもいいと思います。
プロならその上でエッセイとしての魅力も必要かと思いますが、プロじゃないなら余計なことは逆に書かないほうがいいのかもしれません。
書かないほうがいいこととは例えば
・なんだかんだ言っても神田大明神
・ヤフオクでホクホク
などの、つまらんダジャレや下ネタなら書かないほうがましでしょうね。
つまらない書評の事例で出てきますが、「批判のための批判の書評はしない」という事にも同意。
細かい指摘をして、自分の知識を披露したいのかは知りませんが、あまり重箱の隅をつつくような指摘はつつしむべきでしょう。
そのような事に労力を注ぐくらいなら、良い本の紹介をする事に労力を注ぎたいですね。
世の中にあふれる良書に目を向けずに、わざわざ自分の嫌いな本、批判したい本にエネルギーを注ぐ事はエネルギーの無駄遣いですよ。
しかし、前回[これはひどい]さおだけ屋はなぜ潰れたのか?:[俺100]なんて書いてしまった…
あの本に関しては[これはひどい]は、ほめ言葉だと思うけど、うまく伝わるといいなぁ。誤解を生むような表現はつつしもう。
ということで、早速改善点が見つかった。ツイてる!
そして、著者は「文章力=観察力」であるとも言っています。
(と、言っても植草教授のように変なところで観察力を発揮してもしょうがないですが) ↑書かなくてもいい事の事例
書評も人も、悪いところをあら捜ししてネチネチ言うよりも、いいところを見て評価したいものです。
本ならいいところだけ読むという事も物理的に可能ですしね。
他に、「ブログ文章術」や「発想の訓練法」などもあって、ブログやメルマガなどを自分で運営してる方やこれからやろうと思ってる方は必読ですね。
第7章の「文章で稼ぐための必読33冊」も嬉しい。
読んでない本がたくさんあるので読んで勉強せねば!
購入の参考にするために、リストアップしてみた。
・俺100ショップ - 文章で稼ぐための必読書33冊 その1
・俺100ショップ - 文章で稼ぐための必読書33冊 その2
・俺100ショップ - 文章で稼ぐための必読書33冊 その3
・俺100ショップ - 文章で稼ぐための必読書33冊 その4
今回発売された幻冬舎新書からは他に スピリチュアルにハマる人、ハマらない人を買ってしまった。
買った時点で「ハマる人」なんだな。釣られた。
・俺100ショップ - 幻冬舎新書 その1
・俺100ショップ - 幻冬舎新書 その2
すぐに稼げる文章術
日垣 隆 (著)