東京ミッドタウンの開業の話題とも合わせて、最近ザ・リッツ・カールトン東京[THE RITZ-CARLTON TOKYO]の開業の話題もよく耳にしますね。
私も機会があれば行ってみようと思ってますが、いきなり行く前に予習です。
噂では、非常に高級なホテルらしいですが、そのサービスの秘密とは。
ということで
●リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
井上 富紀子 (著), リコ・ドゥブランク (著)
を読んでみました。
著者の井上さんは、50代半ばのときに参加したセミナーがきっかけで突如、
世界中すべてのリッツカールトンをめぐる旅に出よう。
その先には新しい自分が待っているに違いない。
と思いつき、そして実際に世界中のリッツ・カールトンを巡る旅に出ます。
一流ホテルのサービスの秘密にビックリする前に、著者の発想と行動力にまずびっくりです。
そして、翌日にニューヨークのリッツに早速予約をするのですが…
一泊950ドル。日本円にすると10万円以上。
いきなり前途多難っぽいですが、結論から言うと、著者の井上さんは1年10ヶ月で世界21カ国、63のリッツ・カールトンのホテルを回りきってしまいます。
凄い。
本書は井上さんがリッツ・カールトンで体験した事に、リッツ・カールトン東京総支配人のリコ氏が解説を加えるというスタイルです。よくぞ、ここまで思い出に残るような接客サービスが出来るものだと感動。
リッツ・カールトンと言えばクレドカードと言われる、会社の信念・指針を書いたカードが有名ですが、他にも会社は従業員を尊重し、従業員は一流の職場で働いている仕事人としてのプライドがあるのだと思った。
そして、なによりそこで働く人々が「人になにかをしてあげるのが好きで、人の喜ぶ顔がみるのが好きな人達」なんだろうと思った。
一流ホテルという事で、ハード面も当然一流だろうけど、そこは資金等で付け焼刃でもなんとかなりそうですが、最高の人材を揃え、育てることが、重要なのだと感じた。
そして、読み終わったら当然のごとく泊まりたくなりました。
●PLATINUM COLLECTION | ザ・リッツ・カールトン東京
楽天経由で予約すると、楽天ポイントが3,000ポイントバックされるらしい。
3,000ポイントもバックだ!ツイてる!レッツゴー!
と、軽い感じで泊まりに行きたいものです。
リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
リッツ・カールトンが"特別な"ホテルであるということは、いまや広く知られています。
しかし、どのように特別であるか、なぜ特別であり続けられるのかを知る人は少ないでしょう。
本書は、リッツ・カールトンを語る上で最も重要な20のキーワードをゲストとホテルの両サイドから紹介することで、その秘密を説き明かします。