名著「ティッピング・ポイント」が文庫で復刊

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最近、一部マニア(なんの?)の間で、IT戦士岡田有花さんのネットで人生、変わりましたか?とマルコム・グラッドウェルのティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかと、表紙が少し似ているね。という話題がある今日この頃ですが

ネットで人生、変わりましたか?
ネットで人生、変わりましたか?
岡田 有花 (著)

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか


まあ、似ているといえば似ているけど、そっくりと言う感じではないですね。

ところでこのティッピングポイントは、似たような表紙を見ただけでピンと来る人が多いという事でも分かるとおり、マーケティングの名著として知られています。
ある臨界点を超えるとモノが急に知られるようになったり、売れるようになったりする現象について書いた本ですね。

しかし、その名著も残念な事に絶版。
最近は相場が落ち着きましたが、一時は幻の名著として高値で取引されていました。
そんなに昔の本ではないんですけどね。

そして、同じ本が
なぜあの商品は急に売れ出したのか―口コミ感染の法則
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
と、なぜか2種類のタイトルで出版されるという不思議な現象で混乱に拍車をかけることもありました。

実際に読んだ人には例外なく非常に評価が高いながらも、知っている人は限られているという感じでした。

しかし!
その幻の名著が文庫化されて復刊することになりました。

タイトルは!
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]

個人的にタイトルは「ティッピング・ポイント」の方が分かりやすいですが、店頭での売れ行きを考えると難しいところなのでしょう。

文庫版ですから、1,000円もしない値段になっています。
古本で高値で買った人は悔しいだろうなぁ。

そんなわけで、
・名著「ティッピング・ポイント」が復刊して文庫化されました。
・ただしタイトルは「ティッピング・ポイント」ではなく、「急に売れ始めるにはワケがある」です。
ということです。


しかし、冒頭でネットで人生、変わりましたか?ティッピング・ポイントの表紙が似ていると言う話をしましたが、

この「ネットで人生、変わりましたか?」とティッピングポイントの文庫版の急に売れ始めるにはワケがあるは、実は出版社がともにソフトバンククリエイティブです。

そういうことを考えると表紙が似ているのもなんとなく意味深ですね。

MMRのキバヤシさんに謎を解明して欲しいところ。
でも、あの人がからむと余計ややこしくなるからなぁ。


急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 [SB文庫]
マルコム・グラッドウェル (著)

ちょっとした違いが、なだれ現象を生む!YouTube、iPod、Nintendo DS……なぜヒットは爆発的に起こるのか? その答えのヒントをくれるのが本書の考え方。流行現象をウイルスによる感染と見なし、その仕組みを解き明かす。全米で200万部を突破した、マーケティング本の古典的名著の文庫化である。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
M・グラッドウェル (著)

マルコム・グラッドウェル最新刊

理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。
 人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。
 本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した。「五感」を想定した「六感」ではなくて、「五感」の前にある無意識の反応を指す。
 データを集め、熟考を重ねた判断がまちがいで、最初の瞬間的判断が正しいことはあるのだ。
冒頭のエピソード:アメリカの美術館が購入した古代ギリシャ彫刻は、さまざまな科学的検査では本物と鑑定されたが、何人かは見た瞬間、「最初の2秒」で「違う」と感じた。のちに贋作と判明するが、なぜ彼らは偽者と見抜けたのか? 見抜いた「力」は何か? 本書は、「最初の2秒」にまつわる物語である。
 登場するエピソード、心理学実験を読むだけでも面白い不思議な本である。

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