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2日で人生が変わる「箱」の法則

自分の小さな「箱」から脱出する方法」の続編。

前作と同じくストーリー形式で話が進んでいきます。

前作でカリスマ経営者として登場したルーが、どのようにして人徳のあるカリスマ経営者となったかが明らかになります。
舞台は、青少年の更正をサポートする研修施設。問題行動の多い息子を更正させる為に、息子を研修(キャンプ)に参加させたルー夫妻。
非行の原因のひとつに、親の子供に対する接し方にも原因がある。として、夫妻も研修を受けることになりますが…

前作で、穏やかな中にも威厳と風格を持ったカリスマ経営者として登場したルー。
しかし、本作のルーは、人を人とも思わぬふるまいで、「トップに立つもの非情でなければならない」というのが座右の銘のような人間。
前作を読んだ方にはこれが同一人物なのだろうか?と、思うかたも多いでしょう。

前作を読んだときには、ルーをはじめ、いい人がたくさん登場するので「読むのがつらい」と、思ったけど、本作では前述のようにあまりいい性格の人間ではないので安心して読む事ができた。

・研修の講師にいちいち論理的に盾つくルー。
・世の中そんな甘いものじゃないでしょうというルー
・そんなの机上の空論だというルー

あまりいい事ではないが共感してしまった。もっと、やれ!と思ってしまったよ。
主人公のルーも、最初からいい人だったわけではなく、このような苦労があったのだなと思うと少し嬉しくなりますね。

ストーリー仕立てになっているので、ネタバレを防ぐために内容についてはあまり詳しくは書く事ができないのが少し残念。
サブタイトルに「すべての人間関係がうまくいく平和な心の作り方」とありますが、扱ってる話題は中東問題から食後の皿洗いの問題まで幅広い。

家族の問題や会社の問題、国際社会の問題も結局はやはり人と人のつながりですね。
とりあえず、自分が出来ることとしては、人をレッテルやラベルを付けて見ないようにしよう。

あと、これを読んでからバルタザール・グラシアンの 賢人の知恵やマキアヴェリ 君主論 などの徹底的なリアリストの方の書いた本を読むのも面白いかも。

そういう面でも人間関係の本でバランスが取れてるのは「人を動かす」かな。
「あざとい」のと「いい人」のいいとこ取りな感じ。

●キーワード
・心を平和にすること
・相手をモノとして見ずに、きちんと人として見ること。
・自己正当化の罠

●印象に残った文章を引用

自分を正当化してくれるものを過大に重要視しがちである。

自分の心が平和でなければ、他人に平和をもたらす事はできない

自分が優しくされる価値がないときに、誰かにやさしくされたときの気持ちを思い出してみてください

不正をなくそうとしてる人々の大半は、自分がこうむったと思っている不正のことしか考えていない。
彼らが本当に関心があるのは不正ではなく、彼ら自身のことだ。
自己中心の考え方を表向きの大儀の陰に隠しているのだ。


2日で人生が変わる「箱」の法則
2日で人生が変わる「箱」の法則
アービンジャー・インスティチュート (著), 門田 美鈴 (翻訳)


自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー インスティチュート (著), 金森 重樹 (著), 冨永 星 (著)

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版
デール カーネギー (著), Dale Carnegie (著), 山口 博 (著)

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このページは、聖幸が2007年9月10日 18:20に書いたブログ記事です。

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