仕事に活かす!本200%活用ブック

ブログをやってると、「宗教」と「政治」は荒れるので、あまり話題に出さない方がいいと言われますが、個人的には「読書」も結構荒れる話題だと思う。

「速読術」とか、話題に出すと、「いや、本とは味わうべきもので~」とか、「多読」とか言うと「いや、一冊の本をじっくりと堪能することこそ読書の本質であり、~」とか

「そもそも、速読できたり、多読できたりするような本は読書するに値しないし、それらの行為は読書とは言えるのだろうか?」

などと、結構それぞれの読書観が入り乱れて荒れ模様になるケースも多い。


個人的には、色々な人の読書観を知ることができて楽しいと思うのだが、やはり、それぞれ一家言を持ってる人が多いので、荒れることも多く。
そのせいか、あまり議論がまとまるケースは少ない。

車を運転する人や、電車に乗る人、外食する人など、他に色々な行為はあると思うけど、「そもそも運転とは~」とか「そもそも外食とは~」とかで荒れることは少ないので、やはり「読書」というのは個人の趣味嗜好の強く反映される行為なのでしょうね。

さて、本記事で話題にする仕事に活かす!本200%活用ブックです。

ここで、「読書の達人」として、人選されている5人の顔ぶれが興味深い。
「仕事に活かす」という事なので、当然、小説家の方々ではなく、ビジネス書をたくさん読みそれを活かしてる方々が選ばれるわけですが…
皆様なら、5人選ぶとしたらどの方を選ぶでしょうか?


なんとなく、いい意味で適当に5人選ぶなら

ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊も出してる、ご存知立花隆さん。

1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイドも出してる、テレビでおなじみ宮崎 哲弥さん

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHP文庫)も出してる、雑誌でもおなじみ福田和也さん

差がつく読書 (角川oneテーマ21 (B-95))も出してる、文章法でおなじみ樋口裕一さん

読書力 (岩波新書)三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))でもおなじみ、斎藤孝さん


を選ぶかと思います。
ビジネス書好きには老若男女関わらず、ウケるかと。

しかし、本書で選ばれてる5人は明らかに老若男女にウケようとはしていません。
多分、ネットのヘビーユーザー向けの人選のような気がする。

いや、個人的に大ウケで、個人的にネットのヘビーユーザーなだけかもしれませんが・・・

その5人は

夢をかなえる勉強法で、司法界だけでなく、一般の方にもファン層が広がった伊藤真先生。


レバレッジ・リーディングで、多読による投資的読書法というメソッドを提示した本田直之先生


無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法で、コンサルタント・会計士の徹底的にロジカルな論理構成の中にも、お母さんの優しさをかもし出す勝間和代先生。

成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方で古典・名著を紹介し「一見さんお断り」的な雰囲気を出しつつ、2作目の「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリーで結構庶民的な雰囲気をみせた土井英司先生

こうして私は世界No.2セールスウーマンになったというタイトルで勝気な人と思いきや、意外に普通っぽい感じの和田先生

の面々です。

このメンバーを見ると、老人男女のビジネス書好きを狙ったと言うよりは、20代~30代のビジネス書好きを狙ったという感じがしますね。

そして、そのターゲットになりそうな私は即購入。

正直、この5人のインタビューだけでも元がとれた。
とくに、本田さん、勝間さん、土井さん、の3人のインタビューだけでも余裕で元がとれる。

「○○さんが人生でもっとも読み返した一冊」を知るだけでも余裕で元が取れる。
しかし、「100倍のリターンを得るべし」と提唱する本田さんには怒られるかもしれないが、
100倍までは自信がないので、「元が取れる」と言っておこう。

そして、各人が「おすすめする5冊」も興味深い。


それと、伊藤真さん和田裕美さんの、本の使い込み具合もハンパない。
これくらい読み込んで著者に見せたら感動すること間違いなし。
怖いくらいです。

インタビューの中では勝間先生の本の選び方が刺激的。
「読んでフィーリングがあったものを~」「「あなたが読みやすいと思った本を~」
といった抽象的な話でお茶を濁す人が多い中で、勝間先生のアドバイスは刺激的です。
「なるほど。そういえば、そういう感じで選んでたかも」と、私もおもいましたが
きっちりと言語化・明文化して提示してくださる方はいらっしゃらなかったかも。


インタビューの部分で少し長くなってしまいましたが

他にも
・大型書店の使いこなしの極意
OAZOの丸善と八重洲ブックセンターの違いや使い分けが興味深い。
あと、関東と関西の売れる本の違いとか


・読んでおくべき基本書5冊
この特集は、自分の知らない分野の基本書5冊を知ることが出来た。
逆に、自分の得意分野はいつでも、基本書5冊をいえるようにしておこうと思った。

・読書グッズ大集合
「バスブックスタンド」という品物に興味津々。
風呂で本を読む人を不思議に思ってましたが、こういうグッズを使ってるのかな。

読み方としても
・芋づる式読書
・基本書5冊読み
・汚し読み
・しくみ読み
・だったら読み
・アウトプット前提読み
など色々な読み方が提示されているので、自分の読書の仕方を見直すいい機会になりそう。

また、「信頼できる「ブックマスター」を探す」という項目では、昨今の風潮として、メルマガ・ブログで書評を書いている方々が紹介されてました。
ブログでは
情報考学 Passion For The Future
マインドマップ的読書感想文
の二つが紹介されてました。
どちらも、評判が高く大御所的なブログですから、今すぐにブックマークやRSSリーダに登録しておいた方がいいですね。


全体的にも
・選び方
・読み方
・活かし方
・整理の仕方
と、時間軸順になってるので、わかりやすい。


選ぶときから、整理の仕方まで、本は悩みの連続ですからねぇ。
もちろん、嬉しい悩みですが。

ところどころにモーティマー・J. アドラー, C.V. ドーレン の「本を読む本 (講談社学術文庫)」の言葉が引用されてるのも個人的にツボ。

ムックというのは、雑誌のようにフロー的に扱うことが多いけど、これは完全保存版になりそう。

仕事に活かす!本200%活用ブック
仕事に活かす!本200%活用ブック

本を読む本 (講談社学術文庫)
本を読む本 (講談社学術文庫)

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