「ベストセラーを書こう! プロジェクト」について、振り返る

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

先日、日本実業出版社さん主催の「ベストセラーを書こう! プロジェクト」について、結果だけ速報しました。

その後、事務局の大西さんがプロレスに例えて、当日の模様を伝えていますね。
「ベストセラーを書こう! プロジェクト」 事務局ブログ: 決勝大会は「闘いのワンダーランド」でした!

10人の公開プレゼンは、「闘いのワンダーランド」とも言うべき、ダイナミックなエンタテインメントとなりました。

いつものようにプロレスにたとえますと、こんな感じです。

リング全体を使って空中殺法を披露した方、レフェリー(司会者)を巻き込んで技を仕掛けて会場を沸かせた方、等身大フィギュアなる援軍を持ち込み、美人レスラー(アシスタント)までリングに上げた方、仕事で着用している作業服に着替えて元気なマイクアピールから始めた方など…。

これくらいにしておきますね(笑)

私もプロレス嫌いな方じゃないので、ちょっと便乗してみます。

まず、当日私は会場審査員として参加させていただきました。

会場入りすると、スタッフの方や出場者の方々の雰囲気はピリピリしています。審査員控え室も異様な緊張感です。異種格闘技戦や団体対抗戦をジャッジするような緊張感に包まれていまいした。

審査員同士でも、当然名前はお互い知っていても、初対面という方も結構多く、「こいつはガチで何かを仕掛けてくるんじゃないか?」なんていう緊張感に包まれていました。

実は、私もその「なにかガチでシュートなしかけ」をやると思われていたらしいです。当日、会場にPCを持ち込んで無線LANをつないでいたからですね。プレゼンが進行してる途中に「この人が多分優勝」とか「司会者、意味なく男前」とか実況すると一部の方に思われていたみたいです。

そして、実際のコンテストが始まっていても異様な緊張感は続いていました。
その中で、一番最初にプレゼンした上田さんは大変だったと思います。陰のMVPですね。
上田としゆき:前書き|ベストセラーを書こう!プロジェクト 公開審査ブログ

しかし、その緊張感を助けてくれたのは、会場に来場してくれた観客であり応援団の皆様でした。
プレゼンを聞くべく時には聞き、ウケるべきときにはウケて、終われば割れんばかりの拍手があったので、プレゼンする方もだいぶ助けられたと思います。こちらも陰のMVPですね。

予選で残念な結果に終わった方も、同じ仲間の最後の戦いを応援しようと、多数来場されてたみたいで、いい話だなと思いました。戦いが終わればノーサイドですね。


内容としては、ここまで上がってきた10人の方々ですので、かなりレベルが皆さん高いので甲乙つけがたかったのですが、プレゼンする方が一生懸命にやってるので、私も一生懸命やりました。隣の活字中毒日記 - livedoor Blog(ブログ) - キアの1日1冊書評のキアさんも気合い入ってました。猛烈な勢いでメモを取っていて、ペンの音で俺をビビらせようとしてました。

コンテストですので順位として結果は出てしまいますが、審査結果が出るまでにかなり時間がかかりましたから、議論は相当白熱して、甲乙がつけがたかったものと思います。

日本のプロレスの黄金時代を築いた両巨頭のジャイアント馬場とアントニオ猪木はこんな意味の言葉を残しています。
・ジャイアント馬場「シュートを超えたものがプロレスである」
・アントニオ猪木「相手の力を120%引き出し、その上で魅せて勝つのがプロ」

プロレスのたとえを出した事務局の大西様をはじめその後実際の本作りに関わる方々には、
コンテストに出場された方々は、公開審査やプレゼンで見せたガチでの実力は充分と思いますので、編集のプロの力でさらに魅力を120%引き出していただきたいと思います。

イベント全体を改めて振り返っても、出場された方々はもちろん、スタッフの方、審査員の方、そして応援してくれた観客の方々のすべてが一体になったすばらしいイベントだったと思います。

すばらしすぎて、懇親会で飲み過ぎました。

あと、振り返ってちょっと凄いな、びっくりしたなと思ったことを3つほど。
1,私が審査員に選ばれたこと。 凄い!勇気がありますね。私にその任に堪えられるかはなはだ疑問でした。頼むからには、相応の理由があるんだろうと思って引き受けました。

2,ベストセラーを書こう!プロジェクト 公開審査ブログで、決勝大会への企画や原稿などを一般に公開したのも勇気があると思いますが、それにコメントをつけられるようになってるのは勇気があると思いました。
めちゃくちゃなアラシが来たり、想定外のなにかが起こる可能性もあるわけで
(出場者が、お互い同士をコメント欄でののしりあうとか)

3,コンテストの会場に他の出版社の方が来ていたこと。
  なんとなく、勝手なイメージとしてこういう場には他の出版社の方って暗黙の了解で来ないものと思っていたら、結構来ていたみたいですね。名刺交換してびっくりしました。
  
3つほどびっくりしたことを書きましたが、どれもキーワードとしては「オープン」という事ですね。

オープンであるには、シュートを仕掛けられても、それに堪えうるガチでの強さが必要だと思います。
こういう思い切った企画をする日本実業出版社はそういう会社なんだなと思いました。


ガチと言えば、懇親会で何人かの業界の関係者の方に
「某社のH社長(H社長はイニシャル、Hな社長との意味ではない)とのブログでの掛け合いは、ガチなのかヤオなのか?」と聞かれました。

真相はファンタジーです。

ガチとヤオを超えたものがファンタジーなのです。
つか、みんな読み過ぎチェックしすぎです。

ともあれ、イベントの開始から懇親会終了後まで、緊張感にあふれながらも楽しく刺激に満ちあふれた一日でした。
ビジネス書を愛する方々がたくさん集まっていて、それも単純に楽しかったです。

また次回もあるみたいなので、興味がある方、我こそはと思う方は要チェックですね。

comments powered by Disqus