『成功本50冊「勝ち抜け」案内』や『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』などのヒットで知られる水野俊哉さんによる法則集。
本書には、ビジネスや人間関係、スキルアップなどに役立つ法則が150超も載っています。その量や網羅性に圧倒されます。
目次
1 職場の法則
・上司と部下に関する法則
・評価と出世に関する法則
・人や部下を動かす法則
・意思の疎通に関する法則
・会議で勝つ法則2 仕事の法則
・やる気に関する法則
・限られた時間を有効活用する法則
・集中力を高めてミスを防ぐ法則
・プランニングや目標達成に関する法則
・斬新なアイデアを生み出す法則
・判断に関する法則3 ビジネスの法則
・市場の動向を読み取る法則
・顧客の信頼を勝ち取る法則
・売れる営業マンになるための法則
・相手の無理難題をうまく処理する法則4 勉強の法則
記憶に関する法則
・能力を最大限に引き出す法則
・情報収集・整理に関する法則5 心の法則
・集団の心理に関する法則
・自己評価に関する法則
・幸福感に関する法則
・思い込みに関する法則
・怒りに関する法則
・約束に関する法則6 成功本の成功法則
・成功本、自己啓発本に関する法則
・お金に関する法則
このブログを読んでる方は、法則名を見ると知っているものも多いと思いますが、(たとえば、ピグマリオン効果、米良日案の法則とかね))、逆にこの目次の項目から適用できる法則を見つけ出すのは案外難しいのではないかと思います。
たとえば、『会議で勝つ法則』や『相手の無理難題をうまく処理する法則』などと言われても、私もとっさには出てきません。
『ツキの法則』とかなら、すぐにたくさん思いつくけどね。自分の弱点や興味を発見することにも役立つかも。
この本は、このように分野ごとにまとまっているので、単純に、あいうえお順とかアルファベット順に、また順不同で法則を集めただけの本などと比較するとお役立ち度がぐっとアップしていますね。
最終章の、『成功本の成功法則』の成功本・金融本に関する部分は、『成功本50冊「勝ち抜け」案内』や『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』などでも、評判が高かった水野さんによる、成功本などの共通法則やエッセンスが詰まっています。こちらも要チェック。
あと、私のこのブログが、「ビジネス書などに取り上げられる大御所ブログ」として紹介されています。ありがとうございます。
ブロガーマトリックスという、「趣味・実益、面白・情報」という切り口でまとめた表もありますが、そちらは本書よりも
・2008年 ブロガーマトリックス - 水野俊哉の日記
で確認した方が見やすいかも。
あと、水野さんから上記のページでブログの解説もしていただきました。ありがとうございます。
・ブログタイトル:俺と100冊の成功本
・URL http://blog.zikokeihatu.com/
ひとことで言うと :書評ブログ界が誇る北の面白系横綱
評価(5つ星が最高点)項目 評価 寸評
メジャー度 ★★★★★ アルファブロガーでもある
キャラ立ち度 ★★★★★ 青森県在住だが全国区
分析力 ★★★★ 分析というかたとえが上手いのでは
面白度 ★★★★★ 書評と言うよりコラムかも
総合 ★★★★★ 趣味系だけどメジャー度も高い
著者プロフィール 聖幸:もともとは成功本を100冊読んで本当に成功できるかを検証するページだった模様。その過程で人気に火が着き、アルファブロガーに。「ツイてる」が口ぐせ。ビジネス書への掲載も多数。
過分な評価、恐縮です。ツイてます!
面白度 ★★★★★ 書評と言うよりコラムかも
そうでうすねー。書評とか、書けないしあまり書く気もないですね。
書いたことが結果として、書評になることもあるのかもしれませんが、「評」する気はあまりないです。第一人者が書いたものを評するなどおこがましいし、その任に自分がふさわしいとも思えません。なので、自分の中の変化や、本を読んでの効果などを基本的には書くようにしています。
でも、そうじゃないことも多々あります。まあ、その辺、その日降臨してきたブログの神の気分次第だったりします。
それと、水野さんも引用していますが、デールカーネギーは『人を動かす』で
「死ぬまで他人に恨まれたい場合は、人を辛らつに批評してさえおればよろしい。その批評が当たっていればいるほど、効果はてきめんだ」
と、書いています。
ブログを書くことには、ある程度のエネルギーや時間が必要ですが、そんな手間暇をかけて「死ぬほど恨まれたい」とは、思わない。辛辣な批評を書く暇があったら、紹介したい本が山ほどありますしね。
本が山ほどと言えば、本書の巻末にはこの法則集の参考文献がたくさんのっています。そこに載っている本には外れはありませんので、ブックガイドとしても活用できるのではないかと思います。私も、何冊も未読があったので、早速何冊か注文しました。
これだけのボリューム(270p)で、1200円(税抜)は格安だと思います。それには、単純にびっくりしました。
知っているようで知らない 法則のトリセツ水野 俊哉 (著)
巷にはさまざまな成功法則や戦略書がある。
いったいどの法則が実際に使えるのか、そしてどのような場面でどんな法則を使うべきなのか、迷ってしまうことも多い。そこで本書ではどれが有効なのか、ケース別、TPO別に解説する。ナポレオンヒルから行動経済学までを完全網羅!
さて、週末、水野さんの
・ベストセラービジネス書の書き方セミナー@プロモーション編
・「法則のトリセツ」大増刷記念パーティー
に、密航してきました(セミナーの場所が聖地後楽園ホールに近い場所なのであえて密航と書く)。
セミナーは、オトバンクの上田社長による書籍のプロモーションに関する基調講演、その後水野さんによる『法則のトリセツ』などを題材としたプロモーションに関する講義がありました。どちらも、現在進行中の生きた題材による事例なので、わかりやすかったですね。生々しい数字が随所に出てきたのでドキドキしました。
パーティーも、水野さんの人徳で多くの方が集まり、盛り上がりました。特徴としては、イケメン率が高かったことでしょうか、水野さん始め出席者がイケメン揃い。女性の方々が各所で「山田真哉さん、本物はさらにさわやかだよねー。内藤忍さん、めがねがりりしいよねー」などと、盛り上がっていました。
色々、凄い方がいらっしゃいましたが、個人的に凄いなと思ったのが
引き寄せの法則に詳しい西田さん
「引き寄せの法則」のすごさを思い知るの巻 - 願いの扉☆いいことパラダイスの人生を送る方法 - 楽天ブログ(Blog)
そうそう、私、『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さんの
セミナー&パーティーかと思って申し込んだら、
『「法則」のトリセツ』を書かれた水野俊哉さんの
セミナー&パーティーだったのでした(^^♪
水野晴郎のセミナー・パーティーだったらどうするんだ!?とも思いましたが、結果的には、会いたい人に会えてハッピーだったようです。恐るべし引き寄せの法則。
うっかりする力も結構重要ですね。
あと、週末の夜の六本木でボクサーのように軽快なフットワークで人混みを駆け抜け駅に向かう小飼弾さんを見ました。ツイてます!