個人レッスン料1日100万円のサクセスコーチが教える 人生を変える 「決断」の力


「個人レッスン1日100万円」という、自分の感覚からするとちょっぴりお高い感じがあるサクセスコーチの本です。

「こんな高額のレッスン料の中身はどんなもんだろう?」という興味本位で読み始めたけど、著者の経歴のユニークさにまず圧倒された。

まず、著者が生まれ育ったのは中東のイラン。
中東の人の日常生活というものに僕があまり詳しくないことを割り引いても、やはり日本とは全然違います。
酒を飲んだり、髪を伸ばしたり、他人の妻を愛すると、街中で銃殺の刑。
著者自身も、赤いシャツを着ていたということで、タクシーから警察に引きづり降ろされて、チェーンで滅多打ちにされたり。

海外旅行に行くためのパスポートを取得するためには、兵役が必須。しかも、兵役を終えてパスポートを取ったとしても、イランのパスポートでは国によっては要注意人物扱いを受けて、マークされてしまったり。

これらのイランと日本との国の違いを考えただけでも、日本に生まれたことに感謝して、平和な環境で心置きなく仕事に打ち込めることに感謝したくなりますね。

しかも、この著者の場合家庭環境も複雑で、幼少期から継母からひどい虐待を受けて育ちます。これもまた、読むのがつらくなるような話でした。


それらの境遇を受け入れて、流されるままに生きるのもまた人生ですが、著者のコーチカルダン氏は違いました。
その後の人生については、本書を参照していただくとして、この本を読んで感じたことはひとつ。

「死ぬ気でやれば、なんでもできる」

なんでもというのは、大げさかもしれないけど、一例を示せば著者の場合元々の母国語はペルシャ語ですが、日本語は2ヶ月、英語は3ヶ月でマスターしてしまいます。それというのも、覚えなきゃ成らない境遇におかれたからでしょう。

「今日はやる気がしないから明日からがんばる」「禁酒の誓いを立てたが、今日くらいはいいだろう」というような、甘っちょろい考えは、甘っちょろい考えが許容されることに慣れているからかと思いました。

ただ、それって、「すぐに銃殺になる」か「ゆっくりと漫然とした死を向かえる」の違いなんですよね。やらなくても困らないものは元からやる必要もないし、やらなきゃ困るものは必死になってやる。

そういうメリハリが必要かと思いました。


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CD12枚もプレゼントして大丈夫かと思いますが、太っ腹ですね。

あと、キャンペーンページではコーチカルダンさんの日本語も動画で聞くことができます。
イラン人の方が日本語で「書店で平積みになっていますのでよろしく~」とか言ってるのでびっくりしました。

と、キャンペーン期間が迫っていたので勢いでエントリー。

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人生を変える 「決断」の力 (単行本)コーチ・カルダン (著)
継母の虐待、殺人現場の目撃、命がけの逃亡、ホームレス生活......。
波瀾万丈な人生を送りながらも、それを乗り越えて「思い通りの人生」を手にした著者が、夢を実現する方法を初公開!

仕事が思い通りにいかない人。
ステキな恋人と出会えない人。
なかなか収入が増えない人。
ダイエットや禁煙がうまくいかない人。

悩みを抱えたあらゆる人にオススメ!

●目次

プロローグ  「死の恐怖」からスタートした私の人生
チャプター1 【基礎】まずは、お金について勉強しよう!
チャプター2 【目標】あなただけの「夢」を見つけよう!
チャプター3 【決断1】「はじめの一歩」を踏み出せば、うまくいく!
チャプター4 【決断2】あなたの「ルール」が生き方を決めている
チャプター5 【行動1】コミュニケーションで逆境を乗り越えよう!
チャプター6 【行動2】体と言葉で、心をコントロール
チャプター7 【行動3】毎日の生活を「情熱的」にする心がま

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