人生で大切なことはみんなRPGから教わった

ファミコンで初代ドラゴンクエストが発売されたのが1986年。それまでマニアの人しか知らなかったロールプレイングゲーム(RPG)という言葉もドラクエとともに一気に広まりましたね。

僕もドラクエやファイナルファンタジーなどのRPGが好きなので、この本のタイトルを見たときに大いに共感と興味を覚えました。

しかし、比較的平凡な少年時代を送ってきた僕と違って、この本の著者の人生は波瀾万丈でまさにロールプレイングゲームのごとし。

同じ「人生なんてRPGのようなものさ」と言っても重みが違いますね。

両親とともに夜逃げをして山中(電気はかろうじて通っている)で暮らし、小学生にしてパソコン雑誌に投稿して賞金を稼ぐという少年時代をえて、23才で独立しIT企業の社長へ。

本書の中にも書かれていますが、ゲームだと「今は淡々と経験値稼ぎの時期だな」「それぞれのキャラの役割があるからそれぞれの強みを生かす事が重要」とかわかっても、人生とか仕事だとなかなかそういう風にうまく状況判断ができないことも多いですよね。

あと、ゲームですら自分自身がまずは能動的に情報収集したり、積極的にフィールドに打って出なければなにも始まらないのは、RPGをプレイしたことのある方ならご承知の通り。


本文中に出てくる。RPGキャラクター診断も面白いですね。自分でなにかのチームを作るときに、バランスの良いチームを作る参考になるかも。

会社の業種や年齢構成によっては、日本語よりもRPG用語の方がわかりやす場合もあるんだろうなあ。

「それじゃ、すいませんがお先にリレミトします」
「疲れたからエリクサーでもどうだ」
「資料室アバカムしておいてくれ」

とかね。

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あと少しだー。

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人生で大切なことはみんなRPGから教わった (単行本(ソフトカバー))市村 よしなり (著)


元夜逃げ小学生プログラマー、現在六本木に住む35歳IT企業社長の提言。
たかがゲームというなかれ。小学生時代、父親の事業失敗により夜逃げを経験した著者は、ロールプレイングゲーム(RPG)から様々な教訓を学び成功を勝ち取った。豊かで意義ある人生を送るための新しい人生教本。

RPG 世代(30~40代)にとって最も説得力のある自己啓発書!

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