モレスキン 人生を入れる61の使い方

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 「自由」それは甘美な響き。
 しかし、自由ということは案外ストレスや負荷になるものです。

 例えば、「今日の昼食はなにを食べよう」と思ったときに、自由に選んでいいと言われると案外困ってしまうものです。それが、カレーとかラーメンのキーワードがあると、ここがいいとか、あそこはダメだとか次々に発想が生まれてきます。

 同様に、自由すぎてストレスや負荷になりかねない、モレスキンの手帳です。

 本来、手帳を使う目的があって、それに適したものがモレスキンだった。という方には何の問題もないのでしょう。しかし、私のようになんとなく良さげだから。高いからきっといいんだろう。ヘミングウェイも使ってたらしいし。というように、まずはモレスキンありきのユーザーにはせっかくの機能も宝の持ち腐れの面もあります。

 このような場合に役に立つのが、先人の模倣から入ること。効果的な使い方をしている人のモレスキンを見ればきっと、自分の使い方も思いつくはず。

 しかし、世の中にそう簡単に手帳の中身を見せてくれる人はいません。自分しか見ない前提で書いていますし、他の方に迷惑もかかるかもしれないのでそれは当然でしょう。

 元々、手帳自体を見せてくれる人が少ない上に、モレスキンユーザー限定となればさらに少ない。そこで、この『モレスキン 人生を入れる61の使い方』ですよ。


 本書では、実際にモレスキンを活用している人の手帳の中身がきれいなカラー写真で多数掲載されています。利用例も、本当に人それぞれです。私は手帳というと、予定やら行動記録や、発想のメモ程度に思っていたのですが、本当に多彩な使い方があるものだとびっくりしました。

 しかも、本当にみんなきれいにセンス良く記述しています。
 



 センスが良すぎて8割以上の方の利用例が「俺には無理だな」と感じさせて、「100円ショップの手帳が俺にはお似合いだな」と思わせてくれます。

 ただ、「他の人は他の人」ということで、刺激を受け参考にしつつも、自分の使い方を模索していきたいものです。

 モレスキンは、長く使い続けることが可能で、長期保存にも耐えられることが魅力なので、まずは継続的に記述することを目標に頑張りますよ。

そして、本書自身もまた、素敵な装丁でモレスキンと同じく「長く持っていたい」と思わせてくれる本です。「神は細部に宿る」といいますが、細かいところまできっちりと魂をこめて作られていますね。


さて、最後に。本書の共著者の堀さんが、9月23日(金)祝日に青森県八戸市でセミナーを行います。
9月23日(金)青森県八戸市で『小さな習慣を大きな成功へと導く、成果を出し続ける人の知的アウトプット術セミナー』を開催します。:[俺100]
に、案内がありますので、よろしくお願いします。


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モレスキン 人生を入れる61の使い方
堀 正岳 (著), 中牟田 洋子 (著), 高谷 宏記 (著)


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