『日本人の9割に英語はいらない』を読んでから英語勉強のやる気が引き出されました。

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 以前、ブログで成毛眞さんの『日本人の9割に英語はいらない』を紹介させていただきました。
タイトル通り、「日本人のほとんどに英語の勉強は必要ない。必要な人は1割以下。語学を勉強してもバカはバカ」という内容の本です。
日本人の9割に英語はいらない 成毛眞 (著) :[俺100]
おかげさまで、ブログの記事も好評だったようで、版元の祥伝社さんが新聞広告を出す際にもブログの記事を引用していただきました。

以前のブログの記事にも書きましたが、僕は現在英語を必要とするような環境にはいません。仕事でもプライベートでも使う機会はまずありません。
せいぜい、たまにブログや本のネタの収集のために、海外のブログやニュースサイトAmazonをチェックしたり、オンラインゲームで海外の人とやりとりする程度です。海外の人とやりとりと言っても、「add me!」「item plz!」という受け答え程度なので、英会話という次元のものではありません。

ところがです。この『日本人の9割に英語はいらない』を読んでから不思議な事が起こっているんです。
明らかに、『日本人の9割に英語はいらない』を読む前と比べて、洋書や海外のHPを読む量は増えたし、オンラインゲームのやりとりでも会話を成り立たせようと努力するようになりました。

不思議な事です。

で、少し考えましたが、原因は主に2つあるような気がします。

【1】現状認識をあらためた説
以前の自分は「自分も英語を必要としていないのだから、まわりも別に必要としていないんだろう」という認識でした。必要な人は必要だけど、別に自分には関係ないし、という感じで。しかし、この本を読んで、いかに「英語を勉強しなければいけない」と思っている・感じている人が多いかを思い知る事ができました。
また、この本はよく売れているようで、この本の広告や「増刷しました!」というニュースを見るたびに「えっ!そんなに売れるの?みんなそんなに苦労してたの?勉強してたの?」という感じでびっくりするやら、あせるやらです。

この本を読んで寝た子を起こされた感じです。

【2】潜在意識は善悪を判断できない説
「今から1分間は富士山のことを考えないでください」と言われたらどうでしょう。1分間の間に富士山のことを考えないのは困難でしょう。

この本のタイトルは『日本人の9割に英語はいらない』は「日本人」「英語」「9割」「いらない」という4つの言葉で構成されています。
この本のタイトルを聞くたびに、「日本人、英語、9割」の部分が脳の印象に残って、最後の一番大事な「いらない」の部分はあまり残っていない、あるいは判断できていないような気がします。

タイトルから、内容まできちんと想起できればいいのですが、どうも、僕の場合はそうなってはいないようです。

さらに、僕は口が重い性格なせいか、語尾まではっきり言わない傾向があります。なので、「いらない」の部分は読むときも声が小さい感じです。

僕の心の中では、「日本人の9割に英語は必要だ!」「日本人の9割は英語が使える!」くらいのイメージになっているんじゃないかと思います。

以上、勝手な仮説でした。

しかし、数年前と比べても英語を勉強するための環境は本当によくなりましたね。kindleで洋書はいつでも買えるし、iPhone,iPadで英語の音声、テキスト、動画にいつでも接する事ができます。海外のニュースのテキストや音声を無料で楽しめるのは本当にありがたい事ですね。

なんの必要もないですが、楽しんでいます!

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日本人の9割に英語はいらない
成毛眞 (著)


英語ができても、バカはバカ。

「社内公用語化、小学校での義務化、TOEIC絶対視......ちょっと待った!」
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「英会話に時間とお金を投資するなんてムダ」
「頭の悪い人ほど英語を勉強する」
「楽天とユニクロに惑わされるな」
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