ついに、届きました。(近所に本屋が無いのでAmazonです)
で、読みました。
この本は、運やツキに関する事を科学的調査によって明らかにする本です。
なので、「北に行けばいい事がある」とか「蛇皮のサイフで金運アップ」なんて事はまったく書かれていません。むしろ対極にあります。
あなたの身の回りにも、運のいい人や悪い人がいると思います。
または、自分で「俺は運がいい」「私は運が悪いわ」と思ってる方もいらっしゃると思います。
私はこの本とめぐり合えた事が、まず非常についてます。
・参考:俺と100冊の成功本 blog.自己啓発.com: 聖幸版 「あなたもこれで運が良くなる。」
最初は、超本格会議で「百式」の田口さんに原書である、「The Luck Factor」を紹介されたのですが、英語の苦手な私は日本語版がある事をあとで知り、日本語版を注文しました。
それで、「お、ついてるな」と思いました。
ところがです。
この本を読むと、それは、運がいい事でもなんでもないのです。
手品の種明かしをされた様な、気分でした。
(実際、この本の筆者は有名なマジシャンです。マジシャンだけあって、人の心理や行動を予測するするのはプロ中のプロです。)
それで、本の中に科学的調査によって明らかになった「幸運のスコア」があります。
これは、いわば「ツイテル度テスト」のようなものです。
私は、結構良いスコアでした。
12の設問があるのですが、10個当てはまりました。
当てはまらなかった2個は設問が少しおかしいので、ほぼ満点だと勝手に思っています。
それで、当てはまらなかったことのひとつが
「自分に起こった事はなんでも、いい方に考えようとする」です。
私の場合、いい事しか起こらないので答えようがありませんでした。
大体、いい方に考えようとする気持ちが、非常に暗い。不自然。
ただ、この本を読んで実行すれば、運がいい人になるのは間違いないです。
私の勝手なイメージですが、大阪のおばちゃんとかは、自然にこれを実行しているような気がします。
注:実際住んだ事が無いので、テレビ等からのステレオタイプなイメージしか私はありません。いつも明るく、おしゃべりなイメージ
ただ一人でリラックスはしないかな?
ところで、本田健さんの最新刊「普通の人がこうして億万長者になった- 一代で冨を築いた人々の人生の知恵」で、億万長者になった人の10の習慣に「運やツキ」が出ています。
参考:億万長者が大切にする10の習慣発刊記念キャンペーン中です
「俺は実力でのし上がってやる!」も、いいですが、そういう方も、「運やツキ」を味方につければ、鬼に金棒です。
個人的には、この「運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則」とドラッカーの「新訳 経営者の条件」を日本の中小企業の社長100人くらいずつに読んでもらい、どちらの本を読んだグループが業績が上がるか?とか、試したら面白いだろうなと思いました。