ゴールデンウィーク中にA.H.マズローの完全なる経営を読もうと思ってました。
しかし、なかなか時間が取れず、あわてて読み始めています。
あわてて読み始めたものの、ページ数も450ページくらいありますし、内容も難解なのですらすら読めるような本ではありません。
マズローと言えば、「欲求階層説」や「自己実現」などの言葉で有名ですね。
欲求階層説とは、ピラミッド型の絵の中に
・自己実現の欲求
・他者からの承認と自尊心の欲求
・所属と愛の欲求
・安全の欲求
・生理的欲求
(上に行くほど高次の欲求)
と書いてあって、
・欲求は満たされると欲求ではない。
(満たされない欲求によって人は動かされる)
・この階層上で低次な欲求が満たされると、高次な欲求が出現してくる。
というような説明がしてあると思います。
この「完全なる経営」を読み始めたきっかけがあります。
以前、マズローの「自己実現の経営」を読んだ時に、「ドラッカー批判」の箇所がありました。
私は、それを読むまでドラッカーを批判してる書物を読んだ事がありませんでした。
少し衝撃でした。
それで、最近「完全なる経営」を本屋で見かけたら、本の帯に「ドラッカーも絶賛」とありました。
帯の裏表紙部分には
これは、マズローの最も重要な、不滅の作品だ。
私にインパクトを与え続けてくれる知恵の泉だ。
ピーター・F・ドラッカー
とまで書いてあります。
「おぉ、凄い。ドラッカーさんは、批判されてるのにもかかわらずにこの本を薦めるのか!きっと凄い本に違いない」と思い張り切って買いました。
ほかにも「7つの習慣―成功には原則があった!」のスティーブン・R. コヴィー さんも
これは驚くべき天国からの贈り物だ。 30年以上前に唱えられた価値や原理は、デジタル時代にこそ光り輝く スティーブン・R. コヴィー
おぉっ、コヴィー 博士も、おすすめしてるのか!
ドラッカー先生とコヴィー先生が薦めるなら読まないわけには、いかないな(笑)
そんなわけで期待に胸をふくらませて読み始めました。
これが読み始めたきっかけです。
そして読んだら。
私が以前読んだ「自己実現の経営」の改訂新判でした。
この新判では、いろいろな人のインタビューや解説が追加されていて、旧判の倍近いページ数になっています。
「自分にとっての自己実現とはなにか?」などと考えながら、じっくり読みたいと思います。
ただ、マズローの「完全なる人間―魂のめざすもの」を読んでからの方が、この「完全なる経営」も理解が深まるかななどと思案中。
このひとときが幸せ。
このようなことで、幸せを感じられる自分に乾杯。
ついてる!