携帯向けコンテンツとして、巨大掲示板2ちゃんねるの書き込みが書籍化されたものが人気だそうです。
ITmediaモバイル:2ちゃんの「良スレ」が電子書籍化されヒットするまで (1/3)
ネット発、2ちゃんねる発の書籍が電子化され、ダウンロード販売されている。これが携帯向けコンテンツとして、なかなか好評なのだという。
2ちゃんねる発の書籍といえば
●思い出に残る食事
●忘れられないラブ-「過激な恋愛」投稿傑作選-
●2ちゃんねるVOW逝ってよし!
などが、ありますが携帯コンテンツでも大人気。
8月のどこでも読書:MUSIC.CO.JP ケータイ読書サイトのランキングで
1位が「忘れられないラブ~女たちの体験1」、3位が「忘れられないラブ~男たちの体験1」 だそうです。
この、どこでも読書というサイトを私は知らなかったのですが、
実は、ミュージック・シーオー・ジェーピーが運営する「どこでも読書」のユーザー層を見ると、入会者の男女比は「1:3」で女性が多い。さらに、女性ユーザーの27%は「20代未満」、54%が「20代」となっている。「(どこでも読書の会員は)PCでネットを楽しむユーザーとは、層が違うのかもしれない。これがPCのパワーユーザーなら、自分で掲示板にアクセスして読むところだ」。
なるほど、若い女性が中心なんですね。
しかし、若い女性が「忘れられないラブ~女たちの体験1」を読んでいるという事か!
いいぞ!頑張れ!
あと2ちゃんねるの書き込みを書籍化するとなると、その書き込みの権利がどこに帰属するか気になるところですが、
気になるのは、著作権の問題だ。先の「死にたい」でもそうだが、掲示板の書き込みには無数の「書き込んだユーザー」がいる。作品自体は編集側に著作権が発生するとしても(=編集著作物)、書き込んだ各ユーザーに「著作隣接権」が発生するようなら、収益の配分は非常に困難になる。と、なってる様です。だが、幸いにしてこの点は容易に解決できた。2ちゃんねるは「書き込んだ瞬間、その内容は2ちゃんねるに帰属する」というサイトポリシーを持っていたのだ。
2ちゃんねるの裁判とかで、「書き込みは各ユーザーが書いてるので、管理人は関知しない」と言う様な趣旨の発言があったような気がしますが、権利は2ちゃんねるに帰属するんですね。
携帯電話を電話としてしか、使用しない私としては、色々勉強になったニュースでした。