声に出して読みたい日本語や三色ボールペン情報活用術などのベストセラーで知られる、齋藤孝先生の新作の誰でもグングン力が伸びる! 齋藤式 潜在力開発メソッドです。
本職は明治大学の文学部の教授と思うんですが著書は幅広いですね。
●五輪の身体
●段取り力
●偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド
●眼力
●会議革命
●呼吸入門
全然、国語や文学と関係なく幅広く著作活動を精力的になさってます。
パワフル!
Amazonで齋藤 孝と検索すると56件も出てきます。
その他に「斎藤孝」「斉藤孝」でもかなり出てきます。
で、実は私この方の著書をほとんど読んだ事がないんです。
買ったのは初めてかもしれない。
それで、この誰でもグングン力が伸びる! 齋藤式 潜在力開発メソッドなんですが、タイトルからすると非常に怪しげですが、潜在力とはいっても超能力とかを開発するわけではないので安心してください。
元々持ってる眠れる能力を引き出す71のちょっとしたコツをまとめた本です。
雑誌TARZANに連載してたものをまとめたものなので身体技法や呼吸法や姿勢にも触れています。
ジャンルは違いますが最近ベストセラーになってるキッパリ!―たった5分間で自分を変える方法もこのちょっとしたコツを沢山集めたスタイルですね。
まあ、こういう本って文庫・新書だと600円からありますし、ハードカバーでも2000円くらいだと思いますので、その中で1個や2個いい事書いてあればいいや、と気楽に構えて読むのがいいかもしれないですね。
逆に、全部やろうとすると結構大変。
ちなみにこの本の定価は1200円(税別)なので、1200÷71=17
なんと1つのネタ(コツ)が17円です。安い!
これは、安い!
申し訳ない位だ。
目次 ・潜在能力発揮の極意 ・身体の技法を使い、潜在能力を呼び覚ます ・潜在能力を生かし、勉強や仕事の効率を上げる ・「対人関係能力」と「会話力」を高める ・心地よい睡眠とリラックスこそ能力発揮の条件 ・実践で持てる力を全開する!スポーツ必勝法 ・触発力活用-いい先生やコーチを自分で選ぶ ・「先生増殖方式」は生徒の力を伸ばす画期的学習法だ ・スペシャル対談スケート清水宏保選手
ということで、この本から学んだ事は二つ
●量
・量は質に転化する。
・100回出来なくても101回目で出来るかもしれない(自転車などある時、突然出来るようになるがあの状態)
・量を測定するときは時間ではない、あくまでも量
●しゃべる
・相手に向かってしゃべると自分の理解度が測定できる
・新しい発想が生まれる。
印象に残ったところはこんなところ
人によっては「呼吸」のところが興味深いかもしれない。
呼吸のところは、今風邪気味なので変にやってこじらせても困るので、あまり真剣に読まず。
絶好調になったら試してみよう。
文章は非常に読みやすいし、スポーツや実際のビジネスや学校の現場とも結びつけて書いてるので分かりやすいですね。
あと、本文の中で新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学を紹介してた。
前々から気になってたので、見かけたら買おう。
インナーワーク―あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!と、どっちを買うか検討してるうちに忘れてた。
ツイてる!
誰でもグングン力が伸びる! 齋藤式 潜在力開発メソッド
この齋藤孝先生の著作の多さが、量の大事さを証明してるかも?!
藤田一九
いい本でしたね。齋藤先生はこれ1冊だけでいいかも?(笑)
「新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学」も既に購入していますので、読んだらまた感想を書くつもりです☆
藤田一九
聖幸
藤田一九 様
コメントありがとうございます。
斎藤先生の本は、ほとんど読んだ事がありませんでしたが、
さすがにベストセラー作家だけあって、読みやすい文章でした。
インナーゲームも面白そうですね。
これからもよろしくお願いします。